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ミャンマー連邦 国家平和発展評議会議長 タン・シュエ殿

軍事力による民衆抑圧に強く抗議します。
拘束されている僧侶、市民をすぐに釈放してください。

   市民を深くおもう仏教僧侶の方々が、より良き国家となることを願い立ち上がったデモは、24・25日には市民も加わり、一時は10万人規模に達しました。しかし軍事政権の治安部隊は27日の未明にはヤンゴンの僧院を急襲、すくなくとも8か所で500人を越える僧侶を連行しました。多くの市民も治安部隊に連行され、また100人以上の僧侶が殺されているとの情報もあります。26日からはデモを行なう僧侶、市民に対し、治安部隊は警棒、銃を用い、ついには流血に至らしめたことも絶対に赦されないことであります。

 90%以上の国民が仏教を信じ、僧侶の方々を信じていて、その僧侶が世情を見るに見かねて立ち上がったのですから、政府も僧侶の方々や国民の声に耳を傾けるべきではないでしょうか。国民との対話をするなかからでなければ、この先の国づくりはありえないのではないでしょうか。

 真理の担い手である仏教聖職者の真摯な民主主義への訴えを聞かずに、流血に至らしめるとは、もはやこのままでは国家は滅亡へと向かうことは必然であります。いまこそ真理に立ち帰り、アウン・サン・スー・チー氏の自宅軟禁を解除し、市民との対話を始めてください。国家は国家による暴力・強制の上に成り立つのではなく、国民の自由と人権と平和の上に成り立つものであることを、今回の切実なる「国民的祈りの行動」にて悟ってください。

 今回の軍事制圧では、多くの善意の方たちが死に至らしめられています。9月27日にデモを取材中に治安部隊に銃撃されて死亡したカメラマン長井健司さんはじめ多数の犠牲者の冥福を祈るとともに、武力弾圧に強く抗議します。

 貴国では尋問の時などの拷問・虐待が制度化されているようですが、拘留中の僧侶、市民の人権を守り、絶対に拷問・虐待をしないでください。拘束されている僧侶、市民をすぐに釈放してください。

2007年10月3日
キリスト者政治連盟 常任委員会





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