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2007年9月22日から9月25日までの情勢

ビルマ情報ネットワーク

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・最新情報:2007年反軍政・民主化蜂起の動向
2007年9月26日から10月31日までの情勢
2007年9月22日から9月25日までの情勢
2007年9月18日から9月21日までの情勢
2007年8月15日から9月11日までの情勢


9月25日の情勢

9月26日
ビルマ情報ネットワーク

 ラングーン市内では、僧侶約3万人と一般市民約7万人がデモ行進をした。
 国民議会代理委員会(CRPP)は声明を出し、一般市民に対し、現在続いている抗議運動の勢いを止めるのではなく、抗議行動を少しずつ強めるために手を貸すよう呼びかけた。

 マンダレー市内では、僧侶約1万人がデモ行進し、数千人の一般市民もこれに加わった。

 マンダレー管区チョーパダウンでは、僧侶約1500人と一般市民約1万人がデモ行進をした。

 ザガイン管区シュエボーでは、僧侶約200人がデモ行進をした。

 カチン州モーニン郡では僧侶約50人、同州バモー郡では僧侶約200人がデモ行進をした。

 モン州モールメインでは、僧侶約400人と市民1000人がデモ行進をした。

 アラカン州シットウェでは、僧侶約500人が午後からデモ行進をした。ムスリムを含む一般市民8000人がついて歩いた。

 25日深夜、軍政はラングーンとマンダレーに午後9時から午前5時までの夜間外出禁止令を出した。また、行進や宗教的行列を含め、5人以上が集まることも禁じた。

 米国下院のラントス議員(下院外交委員会委員長)は25日、ビルマ軍政への制裁強化を支持する声明を出した。また、デモ参加者に対し武力を行使しないようビルマ軍政に警告した。
・ラントス議員の声明(英語)
http://www.lantos.house.gov/index.php?option=com_content&task=view&id=418&Itemid=1

 米国上院のマコネル議員(共和党院内総務)も同様の声明を出した。
・マコネル議員の声明(英語) http://mcconnell.senate.gov/record.cfm?id=284088&start=1

 日本の外務省も外務報道官談話を出し、デモについてビルマ軍政が「冷静な対応をとることを求める」などとした。8月にビルマ軍政が燃料の値段を引き上げてから、日本政府が声明を出したのはこれが初めて。
・外務報道官談話
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/danwa/19/dga_0925.html

 アムネスティ・インターナショナルはプレスリリースを出し、国連安保理は直ちにビルマに代表団を送るべきだとした。
・アムネスティ・インターナショナルのプレスリリース(英語)
http://news.amnesty.org/index/ENGASA160072007


9月25日の映像(1):仏教僧と女性出家者


9月25日の映像(2):学生連盟の隊列


9月24日の情勢

ビルマ情報ネットワーク
9月25日

 ラングーンでは午前10時半からシュエダゴン・パゴダのそばで、有名な俳優チョートゥ氏とザガナ(別名トゥラ)氏が映画俳優の一団を率い、覆鉢行をしている僧侶たちに食物を供えた。一般市民数千人が作業を手伝い、僧侶も数千人が供え物を受け取った。

 正午には僧侶全員がシュエダゴン・パゴダに入った。お祈りを終えて、外で待っていた一般市民たちとともに行進を開始。日用品の値下げや政治囚の解放などを求めるプラカードを持ち、僧侶たちを中心に市民が囲むようにして歩いた。この時点で10万人以上が参加していたと見られる。

 全ビルマ僧侶連盟のリーダーたちは「全国ストライキ」の開始を宣言し、暴力行為には一切かかわらないよう参加者に注意した。

 僧侶らの一行が国民民主連盟(NLD)本部前に来ると、アウンシュエ議長などNLD幹部が全員事務所から出て僧侶たちに向かって礼拝した。ここから、1990年の総選挙で当選したNLDの議員たち30人がアウンシュエ議長の許可を得てデモ行進に加わった。スーレー・パゴダではそこで待っていた人々と合流し、デモ参加者の数は20万人以上になった。午後4時まで行進を続けた。

 アウンシュエ議長は数年ぶりにVOAビルマ語サービス(ラジオ局)のインタビューに応じ、抗議行動を行っている僧侶や一般市民たちを全面的に支援すると話した。また、武力行使をしないよう軍政当局に警告した。

 ラングーンのほか、マンダレー、マグエー管区パコック、カチン州ミッチーナ、アラカン州シットウェ、ペグー管区ナッタリン、モン州モーラミャイン(モールメイン)など少なくとも26の町で同様のデモ行進があった。全国ストライキは明日以降も続けられる予定。

 88世代学生グループの女性メンバー、メイミー氏も9月23日に逮捕されていたことがわかった。現在の居場所は不明。


9月24日の写真(ラングーン)

【写真説明】 一番上から3段目左までがデモの様子
1段目右:傘をさす市民の間を歩く僧侶の隊列
2段目左:僧侶の行進を守る市民による人間の鎖
2段目右:行進の先頭に掲げられた仏旗
3段目左:真ん中にいるピンク色の一団は女性出家者
3段目右:配備されている軍用トラック
4段目左:喜劇役者のザーガナ氏と映画俳優のチョートゥ氏。僧侶に飲み水を寄進するために待っている。

9月24日の写真(地方)

【写真説明】 左上がマンダレー。他3枚はモゴック。行進に参加する僧侶の年齢層は幅広い

9月24日のラングーン(映像)


9月23日のラングーンでの僧侶と女性出家者のデモ映像


9月23日のデモの写真


9月23日の情勢

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9月24日

 僧侶による全国的な抗議行動は7日目に入った。市民数万人が参加している。フル装備の治安部隊や軍政の御用大衆組織・連邦団結発展協会(USDA)が近くで監視する中、僧侶らは「慈経」などを読経しながら行進を行っている。

 ラングーン市内の情勢。シュエダゴン・パゴダには午後0時30分に僧侶約5000人が集まり、礼拝を行った。隊列には市民1万人以上と女性出家者(ティラーシン)約100人が加わり、午後1時30分に市中心部への行進を開始した。スーレー・パゴダで礼拝を行い、パゴダの周りを回った後、2時間以上にわたって行進を行い、午後4時30分に解散した。
 僧侶約400人と市民数百人がシュエダゴン・パゴダからアウンサンスーチー氏の自宅がある大学通りに向けて行進し、昨日22日に引き続いてスーチー氏への面会を試みた。しかし消防車と治安部隊に大学通りへの行進を阻止された。デモを指揮した僧侶2人が当局者と1時間半にわたって折衝したが叶わず、デモ隊はスーレー・パゴダに引き返した。

 88世代学生グループのメンバーの、レーレーモン氏とミョーミンユ氏が午後11時頃、当局に潜伏先に踏み込まれて逮捕・連行された。ミョーミンユ氏は元政治囚で、8月21日に逮捕された後、拷問を受けて入院したとされるチョウミンユ(ジミー)氏の兄にあたる。
 国民民主連盟(NLD)は、全国のNLD組織委員会に通達を出し、すべてのNLD党員に対し、自分の地域で抗議行動を行っている僧侶への物的支援と布施(食事、薬、履き物など)を行うよう求めた。NLDは24〜25日まで全国会議を行う。また27日には19回目の結党記念日を迎える。

 マンダレー管区の情勢。ビルマ第二の都市マンダレー市では、僧侶約600人が2時間ほど市内を歩いた。マハムニ・パゴダからの行進には数千人の市民が同行した。
  チャウパダウン郡では、僧侶500人以上が午後2時に郡サンガ委員会事務所まで行進し、委員会のメンバーに対して軍政からの布施や寄進を受けないよう求めた。その後「慈経」を読経しながら中心部を2時間余り行進した。住民数千人が僧侶を歓声で出迎え、飲み水を寄進した。

 ラカイン州の情勢。ヤテダウン(ラテダウン)郡では僧侶約50人が午後2時30分から4時まで整然と街頭を行進した。
 ミンピャ郡では僧侶約400人が正午から街頭を行進した。

 マグエー管区マグエー郡では、僧侶300人以上が午前5時から午前8時まで抗議行動を子なった。マグエーで抗議行動があったのは9月18日以来で、同郡の住民全体が僧侶を熱烈に支持した。

 ザガイン管区の情勢。シュエボー郡では、僧侶200人以上が23日も午後0時30分から、チャンタージー・パゴダから街の中心部へと行進した。
 カレー郡では、午前7時から午前11時まで僧侶500人以上が整然と行進した。

 カチン州ミッチーナでは、僧侶300人以上が覆鉢行を初めて行い、整然と行進した。住民数千人が僧侶に同行し、歓声や拍手、叫びがわき上がった。


9月22日の情勢

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9月24日

 旧首都ラングーン(ヤンゴン)の情勢。午後2時シュエダゴン・パゴダ前に僧侶4000人以上が集まり全員でパゴダを礼拝した後、二手に分かれた。一つのグループは、自宅軟禁中のアウンサンスーチー氏宅がある大学通りに向かった。3時45分に通りに到着したところ、警察は通りを封鎖していたバリケードを解除してデモ隊を通過させた。うち200人がスーチー氏宅の門前に入った。
 目撃者の話によれば、僧侶が「慈経」を読経する声を聞きつけたスーチー氏は雨の降る中、外に出た。僧侶に向かって礼拝し、僧侶は15分ほど氏の自宅前に立ち止まって読経した。氏は目に涙を浮かべていたという。市民のデモ隊からは「お元気で」「すぐに解放されますように」「アウンサンスーチー万歳」といった歓声があがった。スーチー氏は、行進を指揮したと思われる僧侶と言葉を交わした模様。

 もう一つのグループはシュエダゴン・パゴダから市中心部に向けて行進した。3時にスーレー・パゴダに到着してパゴダの前で礼拝すると、市民数千人と共にパゴダの周りを回った。中国、ロシア両大使館まで行進し、その場で15分間「慈経」を読んだ。午後4時に解散した。

 軍政側の動き。僧侶の覆鉢行の勢いを削ぐため、軍政幹部のミンスウェ中将と家族はは9月23日にティンガンジュン区のチャイカッサン・パゴダで僧侶に大量の寄進を行った。全国僧侶戦線はすべての僧侶に対し、軍政からの寄進を受け取らないよう求めた。

 マンダレー市内の情勢。僧侶1万人以上が午前8時から午後3時まで整然と抗議行動を行った。マハムニ・パゴダに集合し、仏旗を先頭に5列縦隊で市内を行進した。僧侶の列には市民10万人以上が加わった。拍手や歓声、叫び声があがり、僧侶には飲み水が寄進された。

 ヤカイン州の情勢。州都シットウェの情勢では、西部方面司令官マウンセイン少将が各地の僧院の高僧を事務所に招き、学生僧の動きを取り締まるよう求めた。同少将は高僧に「我々に武力を使わせないでいただきたい」と述べたところ、高僧側は、今回の抗議行動は全国的に発生しているので、行動に加わるなといって規制することはできないと応えた。
 この会見の後、パヤージー・パゴダに僧侶約200人が集まって対応を協議し、抗議行動を続けることを全会一致で決めた。

 タントゥエ郡では、アウンミーターシ僧院の僧侶70人以上が街頭を行進しようとした。しかし午後5時に僧院を出ようとしたところ、郡当局と軍政の大衆組織である連邦団結発展協会(USDA)が門を閉鎖したため、敷地外に出ることができなかった。僧侶側は僧院内に引き返し、覆鉢行への参加を誓った。

 ザガイン管区の情勢。ザガイン郡では、僧侶約500人が午後0時に抗議行動を開始した。住民数千人が加わって街頭を行進し、4時に解散した。
 シュエボー郡では、僧侶300人以上が午後0時にチャンタージー・パゴダに集まった。パゴダの前で礼拝した後、2手に分かれて街頭を行進し、4時に解散した。

 ペグー(バゴー)管区レッパダン郡では、僧侶200人以上が午後0時に平和的な抗議行動を行った。

 マグエー管区の情勢。イェナンジャウン郡では、色々な僧院から集まった僧侶200人以上が抗議行動を行った。中心部にあるヤダナミズ・パゴダに正午に集まり、約2時間街頭を行進した。
 タウントウィンジー郡では、僧侶500人以上がシュエインタウン・パゴダに午後1時に集まり、5km先の有名なヤカインパヤージー・パゴダまで行進した。市民数千人が同行した。

 ヤンゴン市に近いタンリィン郡では、僧侶200人以上が中心部で抗議行動を行い、これを支持する市民数千人が集まった。

 軍政側は抗議行動やデモの最中に僧侶を一切逮捕していないが、抗議行動終了後、特に僧院に戻る際に逮捕された僧侶がいると見られている。どの僧院でも行方不明の僧侶がおり、インセイン刑務所に近い消息筋からは最近同刑務所には僧侶約40人が投獄されていると伝えられる。

 多くの有名人が僧侶の抗議行動への支持を表明した。映画俳優のトゥンインドラボー、ルィンモー、チョートゥ、歌手のレイピュー、コメディアンのザガナーの各氏がラジオ局(BBC、DVB、VOA、RFA)に出演した。全員が当局による僧侶への残虐な暴行を厳しく非難していたところ、インタビュー中に電話回線が切断された。情報相のチョーサン准将は出演者全員を同省に呼びつけて、国外メディアで意見を述べたことを叱責した。
 当局からの圧力にもかかわらず、ビルマ国内の芸術家たちは声明を発表し、僧侶と学生の行動への支持を表明すると共に、軍政に対して問題を平和的に解決することを求め、またビルマ国民に平和的な抗議行動に加わるよう呼びかけた。声明は著名な詩人のアウンウェイ氏が読み上げ、すべてのビルマ語放送で流された。

・最新情報:88GSG_200708.html
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(c) ビルマ情報ネットワーク(BurmaInfo) 1997〜



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