トップページ > イベントレポート:2010年 > 『「ビルマVJ」徹底解剖 』 宇田有三(フォトジャーナリスト)×箱田徹(ビルマ情報ネットワーク)

イベントレポート 2010年

<<前へ

次へ>>

『「ビルマVJ」徹底解剖 』 宇田有三(フォトジャーナリスト)×箱田徹(ビルマ情報ネットワーク)
2010年6月5日 第七藝術劇場(大阪・十三)、2010年6月5日

映画『ビルマVJ 消された革命』の大阪での公開初日に、十三にある老舗のミニシアター第七藝術劇場で、フォトジャーナリストの宇田有三さんと×ビルマ情報ネットワークの箱田徹によるトークショーを行いました。以下、箱田による当日の簡単な報告です。

ビルマ情報ネットワークの箱田です。
上映10分前に劇場に到着したらすごい人でびっくり。前の回は何かヒット作の上映でもやったのかと思ったら、すべて『ビルマVJ』をご覧になるお客さんだと聞かされて再び驚きました。
96席の客席はすべて埋まり、周囲にぐるっと椅子を出していただいてようやく全員が着席という感じでした。140人以上がいらしたとのこと。
こちらが用意した100部の資料も行き渡らず(劇場の方にコピーしていただきましたが)嬉しい悲鳴でした。
ある友人からは「少し遅れて来たら『満員です』って言われて入られへんかったよ」という声も…ごめんね(でももう少し早く来ようよ…)。

映画ですが、試写とDVDで観てはいましたが、スクリーンで観るとまったく別物です。解像度の違いもはっきりわかって余計にぐっときます。やっぱり映画はスクリーンです。まだ『ビルマVJ』をご覧になっていない方、「そのうちDVD出るからいいや」とか言わないで、ぜひ劇場まで足を運んでください!

映画が終わってからトークショーということで、どれくらいの方に残っていただけるか不安でしたが、7割くらいの方に最後までお付き合いいただきました。

宇田さんは、ご自身のビルマでの数々の取材経験を踏まえながら、映画に出演したVJたちがいかに厳しい状況の中で活動しているのかをお話になりました。また自分たちの税金がどう使われているのか、日本政府のビルマ政策がどうなっているのかに関心を持つことが、私たち一人ひとりがビルマに対する責任を果たすことだと力強く訴えておられました。
そんな宇田さんには「なぜ本を書いているのにビルマに入れるのか」という自称宇田さんファンからの質問もありました!

私は宇田さんのお話に関連して、情勢や情報を適宜フォローしつつ、自分がビルマ問題に関わるようになった経緯も含めて、ビルマ支援はそんなに大それたことではないし、小さなことからでも始められるとお伝えしました。
一番言いたかったのは、この作品『ビルマVJ』に描かれている2007年民主化蜂起もそうですが、変革を求める動きの発生は絶対に予測できないことです。
国際情勢という枠組からすれば、ビルマの状況が短期的に急改善する兆候は残念ながらありません。しかし今回のような蜂起はいつか必ず起きるのであって、だからこそビルマに注目していただきたい、最後にそのように申し上げました。

2時間近いトークショーにお付き合いいただいた会場の皆さんありがとうございました。また、トークショーの企画を組んでいただいたオフィス風まかせの松井さん、第七藝術劇場支配人の松村さん、また同劇場スタッフの皆さん、配給会社東風様に改めてお礼申し上げます。

追記:当日の写真を載せようと思ったのですが、雰囲気をうまく伝えられるようなものが手元にありません。もしお持ちの方がいらしたら提供いただければ幸いです。ビルマ情報ネットワーク宛にご連絡ください。

<<前へ

次へ>>