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イベントスケジュール 2012年

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「定住」を問いなおす--日本におけるインドシナ難民とカレン難民の経験から
2012年11月18日 TKP大阪梅田ビジネスセンター(大阪市・福島区)、13;00~17:00

【趣旨】 インドシナ難民の定住受け入れが開始されてから30年以上が過ぎ、2010年度よりカレン難民の定住受け入れが試行的に行われている現在、日本における難民をめぐる状況は新たな局面を迎えています。しかしながら、難民の受け入れについては、ともすれば制度的な議論や諸外国の経験の紹介が先行し、当の定住難民の経験は十分に検討されてきたとはいえません。本ワークショップでは、日本社会に再定住したインドシナ難民とカレン難民を対象にフィールドワークを行なってきた若手研究者の報告をもとに、定住難民の経験から「定住」を問いなおし、難民問題をめぐる日本の課題と可能性を展望したいと思います。

《トヨタ財団研究助成プロジェクト「日本で暮らす難民の人生と生活の記録」成果公
開ワークショップ》
「定住」を問いなおす--日本におけるインドシナ難民とカレン難民の経験から

日時:2012年11月18日(日)13:00~17:00(受付開始 12:30)
会場:TKP大阪梅田ビジネスセンター・カンファレンスルーム16B(最大定員105名)
 * 参加費無料、事前登録は不要です。

◇プログラム
13:00~13:30  企画趣旨

13:30~14:00  報告1:久保忠行(日本学術振興会特別研究員)「カレン難民の定住にむけて―インドシナ難民から学んだこと、学ばなかったこと」
14:00~14:30  報告2:乾美紀(兵庫県立大学)「ラオス定住難民は日本の教育を享受できたか―子どもたちの教育経験の検証を試みる」

14:30~14:40  休憩

14:40~15:10  報告3:瀬戸徐映里奈(京都大学)「『食』からみるベトナム難民の定住過程-日本で故郷の味を食べるということ」
15:10~15:40  報告4:岩佐光広(高知大学)「ライフコースからみた定住の射程―ラオス定住難民の高齢化を例に」

15:40~15:50  休憩

15:50~16:50  ディスカッション

16:50~17:00  閉会の辞

プロフィール(報告順)

久保 忠行(くぼ ただゆき)
所属: 日本学術振興会・特別研究員(京都大学東南アジア研究所)
専門: 文化人類学、移民・難民研究、ビルマの諸民族(カレンニー)に関する研究研究テーマ: 移動と定住、難民の生活戦略に関する人類学的研究
主要業績: 『ミャンマー概説』(共著、めこん、2011)、「難民キャンプにおける伝統の復興--難民キャンプと故郷の連続性」(『南方文化』37輯、2011)、「難民の人類学的研究にむけて--難民キャンプの事例を用いて」(『文化人類学』75号1巻、2010)など。


乾 美紀(いぬい みき)
所属: 兵庫県立大学環境人間学部・准教授
専門: 比較教育学、マイノリティの教育問題
研究テーマ: エスニシティと教育の継続、マイノリティへの教育支援、ラオスの少数民族と教育
主要業績: 「ラオスの初等教育における市民性教育の変容--社会主義とグローバル化の狭間で」(『比較教育学研究』46号、印刷中)、『Minority Education and Development in Contemporary Laos』(Union Press,2009)、「ラオス系難民子弟の義務教育後の進路に関する研究--「文化資本」からのアプローチ」(『人間科学研究紀要』33巻、2007)など。


瀬戸徐 映里奈(せとそ えりな)
所属: 京都大学大学院農学研究科博士後期課程
専門: 移民・難民研究、インドシナ難民とくにベトナム難民に関する研究
研究テーマ: 「食の確保戦略」からみるベトナム難民の定住過程
主要業績: 「在日ベトナム系住民の生活における食の確保戦略--兵庫県姫路市を事例として」(修士論文、京都大学、2011)、「The Human Network of the Resettled Vietnamese Refugees through “Securing Daily Meals”:A Case Study of Hyogo Himeji-city in Japan」(Proceedings of The 4th Next-Generation Global Workshop “Nation States and Beyond: Private and Public Sphere Under Globalization, Kyoto University)。


岩佐 光広(いわさ みつひろ)
所属: 高知大学教育研究部人文社会科学部門・講師
専門: 文化人類学・ラオス地域研究
研究テーマ: ケアの実践・論理・態度の人類学的研究
主要業績: 『高齢者のウェルヴィーイングとライフデザインの協働』(共編著、御茶の水書房、2009)、「在日ラオス系定住者の相互扶助の展開過程」(『文化人類学』77号2巻、2012)、「老親扶養からみたラオス低地農村部における親子関係の一考察」(『文化人類学』75号4巻、2011)など。

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