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中国国境での薬物取引に変化なし
シャン・ヘラルド・ニュース(SHAN) 2003年10月10日
シャン州北部の中緬国境
取締強化でも密輸量変わらずと地元商人
国連薬物犯罪オフィス(UNODC)の年次報告はシャン州北部のアヘン生産量が半減したとする。だが消息筋によれば、ラショーの北206キロにある中国国境の町ムセーでの薬物取引にはほとんど変化が見られない。
ある地元商人は「薬物取締りが強化されたので価格は上昇したものの、薬物密輸の状況は、全体としては目立った影響を受けていない」と述べた。
この商人によると、最近の取引価格は次の通りだ。
- 古いアヘン:1ヴィス(1.6キロ)…40万〜50万チャット(400〜500米ドル)
- 新しいアヘン:同30万チャット(300米ドル)から
- ヘロイン:1キロ…250万〜300万チャット(2500〜3000米ドル)
同1瓶(ペニシリン瓶)…以前の4000〜4500チャット(4〜4.5米ドル)から6000チャット(6米ドル)に上昇
- カク(キンマとバナナの葉とアヘンを混ぜたもの):50個入り1箱…5000チャット(5米ドル)
- メタンフェタミン(スピード)1錠300〜1000チャット(0.3〜1米ドル)
*値段はブランド名によって異なる。WY、888が最も人気がある
また、別の商人によると、ビルマ北部で行われた薬物取締りの結果、ラショーや、ラショーの288キロ南のマンダレーよりも中国により多くの薬物が流れていると指摘する。
また「バイヤーが薬物を中国側に持ち込む仕事をやっている。ほとんどはパンテイ(漢人ムスリム)だ」と述べた。一人目の商人は「大手のバイヤーがビルマ当局と交渉する独自のチャンネルを持っていることは間違いない。だがその一方で、中小のバイヤーは自分で飲み込んだり、家畜に飲み込ませたりして薬物を運んでいる」と述べた。
中国はビルマ側からの密輸を取り締まるため、6月から武装警官の代わりに正規軍(人民解放軍)を配備している。(訳、久保 忠行)
出典:Shan Herald Agency for News, 'Business as usual in the north (No: 07 - 10/2003) ', 10 October, 2003.
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