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ワ軍、麻薬全廃を2007年に延長

シャン・ヘラルド・ニュース(SHAN)

2003年7月12日

 UWSA(ワ州連合軍)は今月初め、最有力者3人の発言を受け、ワ州内での薬物一掃の実現をこれまでの2005年から07年に延長した。内部の消息筋が明らかにしたもの。

 ワ軍最高司令官パオ・ユーチャン(タ・パン)の一番下の弟で、軍総司令部警護隊司令官のパオ・ユーファは7月7日、200人を超す指揮官と当局者を集め、ワ州の首都パンサンで開かれた緊急会合の席上、現在の政治経済情勢を踏まえると2005年までにワ州のドラッグ・フリー化を実現するのは不可能だと話した。

 なお7月3日付のビルマ国営紙ニュー・ライト・オブ・ミャンマーによれば、米国政府は5月30日の事件を受け、バオ・ユーファの管轄地域で行われている国連の「ワ州代替開発プロジェクト」について、2003会計年度分の100万ドル(1億2000万円)の拠出を取りやめた

 ワ軍第171軍区司令官ウェイ・シューカンはこの提案を支持し、自軍が展開する、タイのチェンマイ県とメーホンソーン県のビルマ側ムントン郡西部での軍事的優位を固めるためにはさらに時間が必要だと述べた

 ユーチャンの2番目の弟でムンマオ(ムンマイ)郡長のパオ・ユーリァンも、最終的には投票に付されたこの提案を支持した。匿名を条件にする消息筋は「約3分の2がこの決議に賛成した」としている。

 緊急会合に先立ち、ワ軍抵抗運動の30周年記念日にあたる7月1日にはムンマイでバオ・ユーリァン、ユーファとウェイ・シューカンによる予備会談が開催された。

 ウェイは9日にムンサット郡のワンホン基地にある自分の拠点に向けて出発したと伝えられる。別の消息筋によれば、ウェイは最近、ムントンのフェオーから、チェンマイ県ウィアンヘン郡から約32kmのムンジョートに自軍部隊の総司令部を移転させた。

 一方ミャンマー・タイムズ誌(6月30日〜7月6日号)によれば、ビルマ軍政は、米国とイギリスなどヨーロッパ諸国に対し「政治問題は棚上げにし」薬物取締に協力するよう求めている。(訳、箱田 徹)

出典:Shan Herald Agency for News, 'Wa extend drug free deadline (No: 03 - 07/2003) ', 12 July, 2003.





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