|
|
|
|
| ■最新情報 |
|
|
|
|
|
|
| ■初めての方へ |
|
|
|
| ■ビルマの現状 |
|
|
|
|
|
|
| ■国際関係 |
|
|
|
| ■日本とビルマ |
|
|
|
| ■もっと知りたい方へ |
|
|
|
|
|
| ■BurmaInfoについて |
|
|
|
|
| ■BurmaInfo MLに参加 |
|
|
|
|
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
週刊 Burma Today
第37号(第7巻) 2003年9月30日
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
日本語版編集発行 ビルマ国際議連・日本 編集 菅原秀 日本語翻訳 久保忠行
連絡先 176-0021 練馬貫井郵便局留 菅原 秀
電話:03-3970-5777 FAX:03-3970-5817
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◎スーチー氏退院、自宅軟禁へ
スーチー氏(58)の主治医ティンミョーウィン氏によると、今月19日に大
手術を受けたスーチー氏は26日、ラングーン市内の私立アジア・ロイヤル病院
を退院し、政府当局は同日、氏を自宅軟禁に移すことを決定した。5月30日か
ら軍の施設に拘束されていたスーチー氏は17日、婦人科疾患で入院した。国民
民主連盟(NLD)書記長を務める氏は、ビルマ北部を訪問中に起きた軍政支持
者とNLD支持者の衝突から保護するとの理由で逮捕された。氏が自宅軟禁され
るのは今回で3度目。2度目は、政府の外出制限を無視し、ビルマ第二の首都マ
ンダレーに向かったため拘束され、2000年9月から2002年5月までラン
グーン市内の自宅に軟禁された。1度目の軟禁は、氏の政治活動が国家を危機に
さらすとの理由で、1989年7月から1995年7月までの6年間にも及んだ。
今週、インドネシアのアラタス首相特使、タイのスラキアット首相特使がビルマ
を訪問し、それぞれスーチー氏釈放を軍政に呼びかけた。ラザリ国連特使も9月
下旬から10月上旬のビルマ訪問を予定しており、スーチー氏釈放を要求する。
(26日、新華社)
◎DKBAの車列に攻撃、兵士6人死亡
[編注:実際には地雷ではなく時限爆弾を使った攻撃だったとの指摘をいただき
ましたので追記します。なおイラワディの記事本文はそのままにしてあります。]
目撃者とタイの公安当局によると、民主カイン仏教徒軍(DKBA)のトラッ
クが25日、ミャワディ付近で地雷被害を受け爆破、兵士6人が死亡した。爆発
は国境のビルマ側、ミャワディから約14キロにあるタイガンニーナウン村で起
こった。重傷を負った兵士3人はミャワディ病院で治療を受けたが、DKBAの
アウンミン大尉は死亡した。目撃者によると、ミャワディ付近からカレン州の州
都パアンに向かっていたDKBAのトラック4台のうち1台が地雷を踏んだ。目
撃者は「1台目のトラックは通り過ぎたが、2台目で地雷が爆発した。ロープで
起爆する地雷が仕掛けられていたかもしれない」と述べた。DKBAは1994
年、カレン民族同盟(KNU)から分派してビルマ軍と加わり、国境地帯のKN
U拠点を制圧した。それ以来、DKBAとKNUの戦闘が続いている。KNUは
25日の事件との関連を否定している。この目撃者は、地雷を敷設したのはビル
マ軍側ではないかと推測している。昨年DKBAは、自軍のトラックから食用油
を強奪した中尉を含むビルマ軍兵士3人を殺害している。(26日、イラワディ
・オンライン)
◎タイ特使がビルマ訪問
インドネシアのアラタス特使が、ノーベル賞受賞者のスーチー氏(58)釈放
の確約が得られないままビルマを出国した翌日、タイのスラキアット外相がビル
マを訪問した。スラキアット氏は、軍政指導部が提案するビルマ民主化へのロー
ドマップについて協議を行ったと述べた。ロードマップは、軍政が権力を手放さ
ないための策略だという批判もある。スラキアット氏はビルマ滞在中、「国際社
会は民主化に向けたビルマのロードマップを支持するべきだ」と述べた。しかし
軍政がこのままスーチー氏を釈放しなければ、10月のバリでのASEANサ
ミットでの協議に支障をきたすとの懸念がある。国際社会はスーチーへの処遇を
批判し、欧米は制裁措置を発動している。ASEANはビルマをすすんで加盟国
として扱う数少ない国際組織だ。加盟国の国内問題への関与を避ける傾向の強い
ASEANだが、5月30日にスーチー氏がNLD支持者と政府支持者との間の
流血事件によって拘束されて以来、ビルマ政府を厳しく非難している。(25日、
AFP)
◎ワ軍、新型メタンフェタミン錠を生産
タイ・ビルマ国境の信頼できる消息筋によると、ワ人が生産する新しいタイプ
の「ヤーバー」(タイ語で覚せい剤、メタンフェタミン錠剤のこと)が今月初め
から出回っている。情報を提供したムントン出身の商人(50)によれば、この
栗色の新しい「スピード」錠剤は普通のヤーバーより厚く、少なくとも5倍の効
果がある。この男性はシャン・ヘラルドに対し「以前のタイプだと日に5〜6錠
は必要だったが、新しいタイプだと0.5錠で1日もつ」と述べた。この錠剤の
製造は7月から、タイ・チェンマイ県のビルマ側、シャン州南部パホムポーク山
系のふもとにあるホヨートの東フェホックで行われている。精製所はワ州連合軍
(UWSA)第214旅団司令官タ・ロンの保護下にある。製造に用いられてい
るコンプレッサーは一回で39錠が製造できるタイプだと見られている。9月
20日、2人の仲買人がタイからホヨートに来た。一人はチェンマイ県チャイプ
ラカーン郡タムンゴップ出身の漢人、もう一人はプラオ郡出身のラフー人である。
情報を提供した男性は「2人ともタイで試しに販売する分として数千錠を購入し
ていった。卸値は1錠150バーツ(450円)で、末端価格は200バーツ
(600円)」と言う。しかしタイ国内では厳しい取り締まりが続いており、薬
物をタイに持ち込むのは密売人にとって間違いなく一苦労だとこの男性は続ける。
「そこで我々は薬物を黄金の三角地帯を経由してラオスに持ち込む、ビルマ南部
を経由して海路に乗せる、インド・マニプール州と国境を接するビルマ西部ザガ
イン管区の町タムー経由でインドに持ち込むといった方法を採っている」。他の
薬物の値段も下落傾向にあると言う。ヘロインは1ブロック(700グラム)あ
たり12万バーツ(36万円)、アヘンは1ヴィス(1.6キロ)あたり1万
バーツ(3万円)だが、先月の価格は各20万バーツ(60万円)と1万1千
バーツ(3万3千円)だった。またこの商人は「サルウィン河西岸産のアヘンだ
とさらに安い。売値はわずか8、500バーツ」であるとも打ち明けた。(24
日、シャン・ヘラルド・ニュース)
------------------------------------------------------------------------
・ビルマ国際議連は、世界各国の国会議員によるビルマ(ミャンマー)の民主化
を支援するネットワークです。
・電子メールでの購読は、まで (無料)
・バックナンバー:http://www.burmainfo.org/bt
------------------------------------------------------------------------
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■アムネスティから川口大臣への書簡
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
川口外務大臣殿 2003年9月18日
拝啓
この度お手紙を差し上げるのは、ビルマ(ミャンマー)の状況に関してアムネ
スティ・インターナショナルの懸念するところをご説明し、貴国政府が同国の人
権状況改善のためにこれまでに取られた方策に謝意を述べるためです。
ビルマ(ミャンマー)の軍政府SPDC(国家平和発展評議会)は、5月30日の事
件以来これまでに、赤十字国際委員会の訪問を受け入れ、被拘禁者のうち91名を
釈放するなど、前向きな態度も示してはいます。しかし、はなはだしい人権侵害
の状況の解決にはほど遠いといわざるを得ません。アムネスティ・インターナシ
ョナルは、SPDCが取るべきは以下の措置であると考えています。
・ アウンサンスーチーさんを含めた、5月30日の事件とそれ以降に拘禁された人
びとの居場所を公表し、拘禁にかかわる法的根拠を明らかにすること。また、彼
らが平和的な政治活動のために拘禁されたのであれば、即時無条件に釈放するこ
と。
・ 平和的な政治活動を行う人びとへの逮捕や弾圧をやめること。
・ 5月30日の事件に関する、独立で公正な調査を行うこと。当面の間、人権侵害
を行ったと疑われる軍人・政府関係者はその職務から離れるべきであり、国際的
な基準にのっとって公正な裁判にかけられるべきである。
・ 5月30日以前に逮捕された人びとをふくめ、表現・集会・結社の自由に対する
権利を平和的に履行したがために拘禁されている、いわゆる「良心の囚人」をす
べて即時無条件に釈放すること。
アムネスティ・インターナショナルは、NLD(国民民主連盟)への襲撃の後、多
数の人びとが「失踪」あるいは行方不明になり、当局がその居場所を明かにして
いないという報告に深く憂慮しています。被拘禁者は家族とも面会できず、虐待
を受けているとの報告もあります。最近収監された人びとは不公正な裁判により
禁固刑を受けたといわれており、多くは5月30日以降の被拘禁者の釈放を求めた
ことに対し罰せられたもようです。5月30日以降拘禁または行方不明とされてい
る人びとのリストを、参考までに同封いたします。
釈放された人びとに関しても、5月30日以前のケースと同様に、釈放について
条件がつけられていることに、アムネスティは憂慮します。また、政治活動家が
当局からのいやがらせや脅迫を受けて、合法的な政党活動を阻止されていること
にも憂慮します。私たちの考えますところ、現在のビルマ(ミャンマー)では、
集会・結社・表現の自由権を平和的に行使してもそれが犯罪とみなされるような
しくみになっています。これらの権利は、政治のための議論や意思決定を行う環
境づくりに欠かせない権利です。
5月30日に行われた暴力を正すことが緊急不可欠である一方で、SPDCがビルマ
(ミャンマー)における長期にわたる人権侵害への対策をとることも、忘れられ
てはならないことです。この観点から言えば、去る8月30日にキン・ニュン首相
によって示された民主化への7点からなる「道程表」には、人権状況の改善の方
策が抜け落ちていた、とアムネスティは指摘します。アムネスティは、ビルマ(
ミャンマー)軍政府が人権のための方策を取るよう、日本政府がアセアン諸国と
協力して働きかけることを要請します。民主化勢力との対話に関する議論がある
なかで、国民すべてが集会・結社・表現の自由を平和的に行使できるよう保証す
ることが、SPDCに強く求められているのです。
アムネスティは7月30日に、ビルマ(ミャンマー)の法制度改革のためのSPDC
に対する提言を発表しました。貴国政府にも参考までにお送りいたします。この
なかには、5月30日以前から拘禁されアムネスティがその身を懸念している多く
の囚人たちについての情報があります。彼らの多くは、人道的な理由から釈放が
強くもとめられています。
貴国政府がSPDCとの対話のなかで、貴国政府の懸念と、ビルマ(ミャンマー)
の人権改善のために実効的かつ迅速な行動を取る必要性のあることを伝え続けて
いかれることを望んでやみません。この件に関して我々の考えるところを、貴国
政府とお話できる機会があれば、よろこんで伺う所存です。
敬具
アイリーン・カーン
アムネスティ・インターナショナル
国際事務総長
翻訳:アムネスティ・インターナショナル日本 ビルマ(ミャンマー)調整チー
ム
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ビルマ国際議連の紹介
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ビルマ国際議連(International Network of Political Leaders Promoting
Democracy in Burma = PD Burma)は、ビルマの民主化促進への助力を目的と
して1996年4月に結成されました。
現ノルウエー首相のシェル・マグネ・ボンデビック氏によって創設され、各
国の国会議員および政治指導者によるネットワークを形成し、民主化実現のた
めの活動を行っています。表現の自由と基本的人権をビルマの人々にもたらす
ための国連へのロビー活動。各国の政府・関係機関への正確なビルマ情報の提
供。世論喚起。関係機関とのネットワーク拡大。経済界との将来の安定に向け
た協力。などが主な活動です。
現在の参加者は19カ国から24人(2001年1月現在)。規模の拡大は
目指さず、数カ国に事務局を置き、関係機関と連絡をとりながら効率のよい外
交活動を行っています。
------------------------------------------------------------------------
■さらにくわしい情報を必要な方は
------------------------------------------------------------------------
・『ビルマの人権』(ビルマ連邦連合政府編 ビルマ国際議連・日本訳
明石書店 3000円) [送料:ビルマ国際議連負担]
Burma Human Rights Yearbook 1997/98の日本語訳。
ビルマの人権侵害を詳述。
※申し込み方法
ハガキ、FAXまたはe-mailで申し込む(電話は間違いが起きるので不可)
代金は、受け取り後に郵便振替で送付のこと。
宛先:〒176-0021 東京都練馬貫井郵便局留 菅原 秀 宛
(ビルマ国際議連・日本コーディネーター)
FAX: 03-3970-5817、e-mail:
------------------------------------------------------------------------
■参考ホームページ
------------------------------------------------------------------------
Burmainfo(日英) http://www.burmainfo.org
・ビルマ情報を日本語で知りたい人のデータバンク。
・メーリングリスト(Burmainfo ML)への登録で、本紙や重要情報を無料送付。
参加登録は、burmainfo-subscribe@yahoogroups.jpまで。(自動登録)
Worldview Rights(英語) http://www.worldviewrights.org
ビルマ市民フォーラム (日) http://www1.jca.apc.org/pfb/
Burma Relief Center -USA (英語) http://www.brelief.net
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
|