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           週刊 Burma Today
第31号(第7巻)                  2003年8月11日
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日本語版編集発行 ビルマ国際議連・日本 編集 箱田徹 日本語翻訳 久保忠行
 連絡先 176-0021 練馬貫井郵便局留 菅原 秀
     電話:03-3970-5777  FAX:03-3970-5817
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◎マンダレー刑務所でハンスト
 新社会のための民主党(DPNS)が6日発表した声明によると、マンダレー
刑務所に収容されている囚人約20人が先月、ハンストを開始した。報告によれ
ば、女性3人を含む囚人は、刑務所で本や雑誌を読むことを禁止されていること
に抵抗し、食糧を拒否し続けている。今年はじめ、当局はいくつかの監房にテレ
ビを設置し、一部の囚人に本、雑誌を読むことを許可した。ハンガーストライキ
を行っている女性3人は、1996年の学生運動で逮捕された。政治囚支援協会
(AAPP)のボーチー書記長は、ハンストとDPNSの声明について報告を受
けているが、まだ確認を取れていないと述べた。(6日、イラワディ)


◎ASEAN、市場統合へ前進
 ASEAN事務局長のオン・ケン・ヨン氏によると、ASEAN財相会議は、
2020年までに域内での統一市場形成のため、資本市場の拡大と資金の循環を
円滑化させることで合意した。ASEAN財相は7日、域内貿易を活性化させる
ため統一関税を実施することで合意し、ASEAN統一関税品目表に署名した。
これは、1992年から稼動しているASEAN自由貿易協定(AFTA)を、
効果的なものにするための重要な一歩になるとみられている。ASEANは、す
でに、AFTAが指定した主な製品の関税引き下げを実施している。最終的には、
2010年までにASEAN6カ国内での関税撤廃が行われ、15年までにカン
ボジア、ラオス、ビルマ、ベトナムが加わる。取り扱いの難しい製品については、
18年まで調整期間が設けられる。(7日、新華社−AFX)


◎ミゾーラム州のチン人を強制送還
 ゾーラムワールド・インターネット・ニュースが報じたとことによると、イン
ド北東部ミゾーラム州のチン人難民のビルマに強制送還される数が増大している。
このためインド・ビルマ国境の難民数は、3348人に膨れ上がっている。ミ
ゾーラム州政府は5日、地元住民からの圧力を受けて、数千人のビルマ難民の捜
索と送還を開始したと述べた。最近、ビルマから来た難民が地元の少女をレイプ
したと地元紙が報じて以降、暴徒化した住民が建物を破壊し、チン人を強制的に
追い立てる事件が発生し、NGOと地元組織が当局に危機に対応するよう強く要
請している。ミゾーラム州には、故郷チン州での迫害、極度な軍事化、人権侵害
を逃れてきた5万人以上のチン人難民が居住している。チン人に対する国際社会
の保護がないため、チン人は「不法移民」のレッテルを貼られ、外国人排斥運動
によって住まいを追い立てられる。こうした排斥運動によって、ビルマへの強制
送還がしばしば発生している。(7日、チンランド・ガーディアン−AFP)


◎民主化運動から15年
 1988年のビルマ民主化運動15年周年を記念し、軍政に対する抗議行動が
各国で行われた。タイ、マレーシア、日本、韓国、オーストラリア、インド、バ
ングラデシュ、英国で、ビルマ民主化とアウンサンスーチー氏の即時釈放を求め
る行動が行われた。スーチー氏が拘束されて、2カ月になる。外交筋によると、
現在のビルマは沈静化しており、BBCのガネス記者は、記念式典では、仏教行
事と黙祷が行われたのみであると述べた。しかし、現地の記者は、スーチー氏が
拘束されて以降の2カ月間は、政治的弾圧が激しくなっていると言う。ビルマ人
亡命グループは、タイの首都バンコクでスーチー氏釈放を要求する平和的な抗議
活動を行った。ロンドンのビルマ人グループは、英国国会議事堂のまわりで、祖
国の自由への闘いを象徴した風船を上げた。7日、米治安当局は、ワシントンの
ビルマ大使館前で、ビルマ当局を非難する横断幕を広げていた女性3人を逮捕し
た。(8日、BBC)


◎チェンマイでチャリティーコンサート
 7日夜、ビルマ民主化運動15周年とASEAN発足36周年を記念し、チェ
ンマイでチャリティーコンサートが行われた。コンサートは、チェンマイ大学の
キャンパスで行われ、タイを拠点におくNGO「フレンズ・オブ・バーマと平和
連盟」の主催で、タイ人、シャン人、カレン人の音楽家が演奏をした。コンサー
トでは、タイで有名なロックグループのカラバンが最初に演奏を行った。カラバ
ンは、タノーム政権(63〜73年)の時代、タイ軍政に抵抗するため、ラーム
カムヘン大学の学生によって結成されたバンドである。タイ、ビルマ、その他の
国から来た500人以上が演奏に聞き入った。(8日、イラワディ)


◎タイ・ビルマ道路建設計画が進行中
 タイ国家経済社会開発委員会高官が、タイとビルマを結ぶ道路建設案を支持す
ると表明した。同委員会の副書記長は、建設予定のカンチャナブリ県からタヴォ
イ港(テナセリム管区)までの建設について、すでにビルマ当局が、タイの建設
会社と合意を交わしている以上、建設を進めなければならないと述べた。また当
局は、カンチャナブリ県サンクラブリ郡スリーパゴダパスの国境チェックポイン
トを永久開放する要望について、現在検討中だが、決定には調査が必要であると
述べた。ある情報筋によると、カンチャナブリ県や、タイ西部のビジネスマンが、
道路建設プロジェクト推進と、さらに多くの地点でタイ・ビルマ国境を開放する
よう圧力をかけている。(9日、バンコク・ポスト)

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・ビルマ国際議連は、世界各国の国会議員によるビルマ(ミャンマー)の民主化
  を支援するネットワークです。
・電子メールでの購読は、e-mail: schu@io.ocn.ne.jpまで (無料)
・バックナンバー:http://www.burmainfo.org/bt
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■カレンダー
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8月8日     8888(1988年8月8日)民主化蜂起記念日
8月9日     国際先住民の日
         カレンニー抵抗の日

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■コラム 女性議員、逮捕を恐れ逃亡
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5月30日以降、活動家への弾圧悪化 NLD党員、次々と避難

チョーゾーモー
2003年8月4日 イラワディ

ビルマで初めて選出された女性国会議員が、軍政からの逮捕を逃れるため、最
近ビルマから脱出した。上ビルマでの当局による反政府派への攻撃が行われた
5月30日以降、活動家に対する弾圧が強まっていることがその理由だ。

国民民主連盟(NLD)所属のサンサン議員(73)は、5月の襲撃事件の結
果、政治活動を理由に逮捕され、長期拘留される恐れがあることから、ビルマ
出国を決めたと述べた。デパインの襲撃事件では、反政府勢力指導者のアウン
サンスーチー氏ほか、NLD幹部が逮捕されている。

サンサン氏は、イラワディに対し、「襲撃事件の後、逮捕されていない仲間数
人が集まり、国会議員70人にデパイン事件の解決に向けた私たちの要求をリ
ストアップした書簡への署名を求め、軍政指導部に送りました。彼ら(=軍情
報部、MI)が、すぐに私を呼びつけ、この活動についての取り調べを行うの
は目に見えています。私は長年、政治活動に携わっているので、もし今度逮捕
されれば、生きている間に刑務所から出られることはありえないでしょう」と
述べた。

氏によれば、国家平和発展評議会(SPDC=ビルマ軍事政権)議長、タンシ
ュエ上級将軍に宛てたこの書簡では、スーチー氏を始めとするNLD幹部の釈
放、事件の調査と死傷者数の公表、1990年総選挙結果に基づく国会の開会
が要求されている。またサンサン氏は、タイ・ビルマ国境に逃れた襲撃事件の
目撃者の逃亡に際して、国外脱出への資金援助を行ったかどうかを当局から尋
問されたことも明らかにした。

7月半ば、カチン州出身のNLD幹部ドゥワマランゾーアウン氏(71)は、
襲撃事件に関連して逮捕の恐れがあるためビルマを出国した。

サンサン氏は、デパイン襲撃事件について、事件が上ビルマに反政府勢力支持
者が集まることを阻止するだけでなく、軍政がスーチー氏を暗殺しようと企て
たものだと述べた。事件はビルマ全土に衝撃と不安を与えている。

サンサン氏は1989年に政治活動を理由に逮捕され、25年の刑の宣告を受
けたが、1年6ヵ月後に釈放された。1996年にも同様の理由で逮捕され、
2001年8月に釈放された。氏は1990年の総選挙ではラングーン管区セ
イッカン区に立候補し当選している。

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■ビルマ国際議連の紹介
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 ビルマ国際議連(International Network of Political Leaders Promoting
Democracy in Burma = PD Burma)は、ビルマの民主化促進への助力を目的と
して1996年4月に結成されました。
 現ノルウエー首相のシェル・マグネ・ボンデビック氏によって創設され、各
国の国会議員および政治指導者によるネットワークを形成し、民主化実現のた
めの活動を行っています。表現の自由と基本的人権をビルマの人々にもたらす
ための国連へのロビー活動。各国の政府・関係機関への正確なビルマ情報の提
供。世論喚起。関係機関とのネットワーク拡大。経済界との将来の安定に向け
た協力。などが主な活動です。
 現在の参加者は19カ国から24人(2001年1月現在)。規模の拡大は
目指さず、数カ国に事務局を置き、関係機関と連絡をとりながら効率のよい外
交活動を行っています。

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■さらにくわしい情報を必要な方は
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・『ビルマの人権』(ビルマ連邦連合政府編 ビルマ国際議連・日本訳
          明石書店 3000円)   [送料:ビルマ国際議連負担]
  Burma Human Rights Yearbook 1997/98の日本語訳。
  ビルマの人権侵害を詳述。

※申し込み方法
 ハガキ、FAXまたはe-mailで申し込む(電話は間違いが起きるので不可)
 代金は、受け取り後に郵便振替で送付のこと。
 宛先:〒176-0021 東京都練馬貫井郵便局留 菅原 秀 宛
          (ビルマ国際議連・日本コーディネーター)
 FAX: 03-3970-5817、e-mail: 

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■参考ホームページ
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Burmainfo(日英) http://www.burmainfo.org
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ビルマ市民フォーラム (日) http://www1.jca.apc.org/pfb/

Burma Relief Center -USA (英語) http://www.brelief.net

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(c) ビルマ情報ネットワーク(BurmaInfo) 1997〜



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