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週刊Burma Today 第29号(第8巻) 2004年12月1日
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日本語版発行 ビルマ国際議連・日本 編集・日本語翻訳 菅原秀
連絡先 176-0021 練馬貫井郵便局留 菅原 秀
電話:03-3970-5777 FAX:03-3970-5817
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◎釈放劇は軍政の新たな策略
軍支配下のビルマの刑務所から最近釈放されたほぼ4千人の囚人に与えられた
自由を歓迎する人々の喜びは、あっという間に消えてしまった。少なくとも、今
回の恩赦は政治改革につながるとは考えられない。釈放された多くの囚人の罪状、
釈放のタイミング、さらにその理由を総合的に判断すべきだ。軍がこの善意を
装ったジェスチャーを行うことによって得る利益から考えれば、希望は持てない。
ひとつは、11月18日に自由の身になった3937人の囚人のうち20人ない
し28人だけが、政治活動によって拘留された人々だということだ。大半は窃盗
などの疑いで圧政のもとに投獄された人々だ。現在、ビルマでは国内全域の39
の刑務所に、1400人の政治囚が過酷な極限状態で拘留されている。国会議員、
学者、作家、民主活動家、僧侶などである。その中にはーベル平和賞受賞者アウ
ンサンスーチーの補佐だったウィンティンもいる。彼は政治信条のために
1989年以来、刑務所に投獄されている。「囚人たちの釈放は国際社会を喜ば
せるだけで、それ以外には何もありません。大部分の囚人は刑期を終えているの
で、釈放される特別な理由など何もないのです」と、元政治囚のボーチーはイン
タープレスに語った。タイ北部の町メソットに本拠を置くビルマ政治囚救援グ
ループのリーダーでもあるボーチーによれば、軍事政権はいまだに政治的に反対
の立場の市民を拘留し続けている。「先週、彼らはNLDの3人のメンバーを逮
捕しました」。スーチーをリーダーとするNLD(国民民主連盟)は1990年
の選挙で圧倒的な勝利を収めたもの、軍事政権からの権力委譲を拒否され、スー
チー自身は自宅軟禁の下に、現在ある。この大量の囚人釈放は軍支配下のビルマ
では何も真新しいことではない。(23日、インタープレスーミジマ)
◎ビルマ軍政「中道派」の排除を継続
ビルマ軍事政権は、先月のキンニュン首相の追放に続いて、国際情勢の経験の
ある役人のパージを続けており、民主化の今後は不透明なままだ。キンニュンは
比較的中道派で、現実主義者と見られており、ビルマのエリートの中では、民主
派リーダーのスーチーに対して、好んで柔軟な対応を取っていると思われてきた。
ビルマ政府は11月5日、麻薬取締の国際機関と定期的に接触する立場の内務大
臣ティンフライン大佐と、元アメリカ大使とタイ大使を務めたティンウィン労働
大臣を更迭した。この二人の後任には、タンシュエ上級将軍に近しい人物が就任
している。キンニュンの後任であるソーウィン中将は先月、アメリカ国務省に
よって「2003年5月30日のスーチーとその一行への残酷な攻撃の遂行に直
接関与したと報告されている」として強く非難されている。一連の結果によって
軍政内部の強硬派がその地位を固めたと見られており、ビルマでは今まで以上の
権威主義的傾向が強まり、スーチーの自宅軟禁からの解放の可能性が遠のいたと
思われる。ビルマでのパージの激化は、民主化への希望に冷水を浴びせるものと
なっている。(18日、インターナショナル・ヘラルド・トリビューン)
◎ミャンマー政府、囚人釈放継続を言明
ミャンマー軍事政権高官によれば、政府は囚人を大量釈放するとの約束を継続
し、そのなかには民主化シンボルのアウンサンスーチーの最も親しい補佐官だっ
た民主派トップも含まれる。しかし、チョートゥー外務副大臣は24日、ロイ
ターに対し、スーチーがいつヤンゴンの湖畔の家での自宅監禁から解放されるか
はわからないと語った。スーチー宅には電話もなく、訪問者が訪ねる場合も許可
を得なければならない。同副大臣は「私は、この自宅監禁がいつ終了するのか知
りません」と語り、同じことはNLD(国民民主連盟)の副議長であるティン
ウーに当てはまると付け加えた。しかし、刑務所に「不適切」に収容されている
ほぼ4千人の囚人の大量釈放は本当に行われると、混乱している報道に異論を述
べた。「私たちは囚人たちを釈放する意思がなければ、そういった政令は出しま
せん。私たちは、約束を守らなければ、国内からだけでなく、西側からのさらに
多くの圧力にさらされるでしょう。したがって、私たちは大量釈放を実行しま
す」。同副大臣によれば、釈放が遅れていると見られているのは、国中の刑務所
からヤンゴンへ囚人たちを輸送するためにとまどっているからだとのこと。「大
部分の囚人は、すでにヤンゴンへ送られました。順次、公式に釈放されることに
なります」と同副大臣は、かつてビルマと呼ばれたこの国の首都での独占インタ
ビューで語った。釈放の時期がいつになるかを明言することはさけたものの、
1989年に投獄されるまでスーチーの最も親しい補佐官であったティンウィン
(74歳)も、釈放される予定であるとも語った。(25日、ロイター)
◎ビルマ中部で犯罪者たち解放される
政治囚が釈放されなかったものの、ビルマの軍事政権、国家平和発展評議会
(SPDC)は11月24日、ビルマ中部のマンダレー刑務所から少数の犯罪者
を釈放した。ある政治囚の親類によれば刑務所当局は、12月1日に政治囚も釈
放すると伝えたという。刑務所の門の前で、終日、親類の政治囚の釈放を待って
いたNLD(国民民主連盟)マンダレー組織委員が、ビルマ民主の声に語ったと
ころによれば、当局は彼女に対し、政治囚は12月1日に釈放され、それぞれの
家へ送り届けられるであろうと請合ったので、帰宅したとのこと。地元住民によ
れば、マグェ管区では、刑期がほぼ終了する100人を越える囚人が釈放に備え
て、警察の監獄から、タイェット刑務所へ軍事トラックで移送されたという。こ
の間、NLDの中央委員会メンバーのキンマウンスウェは、ミンヂャン刑務所か
らマンダレー刑務所へ最近になって移送されたとのこと。(24日、ビルマ民主
の声)
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・ビルマ国際議連は、世界各国の国会議員によるビルマ(ミャンマー)の
民主化を支援するネットワークです。
・電子メールでの購読は、
・バックナンバー:http://www.burmainfo.org/bt
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■ビルマ国際議連の紹介
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ビルマ国際議連(International Network of Political Leaders Promoting
Democracy in Burma: PD Burma)は、ビルマの民主化促進への助力を目的とし
て1996年4月に結成されました。
現ノルウエー首相のシェル・マグネ・ボンデビック氏によって創設され、各
国の国会議員および政治指導者によるネットワークを形成し、民主化実現のた
めの活動を行っています。表現の自由と基本的人権をビルマの人々にもたらす
ための国連へのロビー活動。各国の政府・関係機関への正確なビルマ情報の提
供。世論喚起。関係機関とのネットワーク拡大。経済界との将来の安定に向け
た協力。などが主な活動です。
現在の参加者は19カ国から24人(2001年1月現在)。規模の拡大は
目指さず、数カ国に事務局を置き、関係機関と連絡をとりながら効率のよい外
交活動を行っています。
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■さらにくわしい情報を必要な方は
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『ビルマの人権』
(ビルマ連邦連合政府編 ビルマ国際議連・日本訳、明石書店 3000円)
[送料:ビルマ国際議連負担]
Burma Human Rights Yearbook 1997/98の日本語訳
ビルマの人権侵害を詳述
※申し込み方法:
ハガキ、FAXまたはe-mailで申し込む(電話は間違いが起きるので不可)
代金は、受け取り後に郵便振替で送付のこと
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(ビルマ国際議連・日本コーディネーター)
FAX: 03-3970-5817、e-mail:
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■参考ホームページ
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▽Burmainfo(日英) http://www.burmainfo.org
・ビルマ情報を日本語で知りたい人のデータバンク
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▽ビルマ市民フォーラム (日) http://www1.jca.apc.org/pfb/
▽Online Burma Library (英日ビルマ)http://www.burmalibrary.org/
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▽Burma Relief Center -USA (英語) http://www.brelief.net
▽Worldview Rights(英語) http://www.worldviewrights.org
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