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           週刊 Burma Today
第26号(第7巻)                  2003年7月7日
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日本語版編集発行 ビルマ国際議連・日本 編集 箱田徹 日本語翻訳 久保忠行
 連絡先 176-0021 練馬貫井郵便局留 菅原 秀
     電話:03-3970-5777  FAX:03-3970-5817
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◎ビルマ、2番目の航空会社設立
 ミャンマータイムズによると、ビルマは7月初旬に正式な合弁契約を行った後、
第二の国際航空便ユナイテッド・ミャンマー航空(UMA)の運行を8月中旬か
ら開始する。航空関係筋によると、UMAは、国営ミャンマー航空(MAI)と
香港を拠点とする投資会社、サンシャイン・ストラテジック・インベストメント
が合弁で設立する。最初の投資額は1500万米ドル。UMAは、昨年MIAが
運航を停止したバンコク、クアラルンプール、シンガポール路線の運航を開始す
る。MAIは、10年前ビルマで初めて設立された唯一の国際線である。
(1日、新華社)


◎ペグー管区で爆発物
 ペグー管区タウングーで、異なった場所で爆弾3個が同時に発見された。爆弾
のうち2個が爆発したが、ケガ人はいない。地元住民によると、3個の爆弾は、
それぞれラングーンとマンダレーを結ぶハイウェイ付近の第20区、ササナ・ベ
イクマン・ビル入り口、マイナ競技場付近にあるUSDA(連邦団結発展協会)
事務所の入り口、および駅の正面のごみ箱の中で発見された。ササナ・ベイクマ
ン・ビル前とUSDAの事務所に仕掛けられた爆弾は爆発したが、ごみ箱の中に
仕掛けられた爆弾は爆発40分前に除去された。爆発音は大きかったものの、建
物に損傷は与えていない。地元住民は、DVB(ビルマ民主の声)に対し、最近、
ペグー管区一帯の警備が強化されていたことと爆発の性質から、反政府組織、武
装組織が事件に関与したとは思われないと述べた。一方、国営紙ニューライト・
オブ・ミャンマーは、KNU(カレン民族同盟)が事件に関与しているとして批
判した。(1日、DVB)


◎ソーミン氏に無罪判決
 西ベンガル州裁判所は2日、ソーミン氏に無罪判決を言い渡した。ソーミン氏
(ビルマ国籍)は、1990年11月、バンコク発カルカッタ行きのタイ航空を
ハイジャックし、その裁判が行われていた。政府側の弁護士、ポラボドクマーロ
イ氏がAFPに語ったところによると、ラヒリ裁判長は証拠不十分のため、ソー
ミン氏へのハイジャック罪を棄却した。ソーミン氏とティンチョウ氏(ビルマ国
籍)は、ビルマ軍事政権への反対を国際社会にアピールするため、石けんを茶色
の紙で包んだものを爆弾に見せかけ、航空機をハイジャックした。2人はカル
カッタ国際空港に着陸後、逮捕されたが保釈金を支払い釈放された。一部のイン
ド人政治家が、ハイジャックをした目的を考慮して裁判棄却を求めていたものの、
昨年インド当局が、再審手続きを行い、連邦捜査官がソーミン氏を再逮捕した。
ティンチョウ氏は、すでにインドを出国していたため裁判は行われなかった。
(2日、AFP)


◎日本、新規ODA凍結を通知
 日本政府は3日、ビルマ政府に対し、アウンサンスーチー書記長を早期釈放し
ない限り、ビルマへの新規の政府開発援助(ODA)の実施を見合わせると述べ
た。同日、川口外相はビルマのキンマウンウィン外務副大臣と会談し、日本政府
の意向を正式に伝えた。同外務副大臣は、ビルマ軍事政権トップのタンシュエ議
長の特使として来日し、先月、小泉首相からタンシュエ議長に宛てた親書に対す
る返書を手渡した。しかし、外務省によると、スーチー氏の現状は明らかにされ
ていない。キンマウンウィン外務副大臣は、川口外相に拘束されているスーチー
氏の写真を見せ、先月10日、ラザリ国連特使と面会した後、氏を別の場所に移
送したと付け加えた。特使はスーチー氏と面会した際、拘束されている状態を
「劣悪である」と述べた。外務副大臣は、1日にタイを訪問、その後ASEAN
各国の訪問を開始した。インドネシア外相のスポークスマンは、ASEANは
「様々な対策」を準備して、ビルマからの返答を待っていると述べた。しかし、
現段階では、ASEAN高官をラングーン派遣するには至っていない。
(5日、共同−ロイター)


◎NLD党員、国連事務所に保護要請
 5月30日、上ビルマで起こった襲撃事件の現場にいたビルマ人2人が、バン
コクの国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)に避難している。2人は、タイ
当局に逮捕される恐れから、バンコクの国会議事堂に駆け込み、現在、政治難民
の認定を申請している。当局の高官が、4日朝、2人が国会議事堂に到着した後、
逮捕命令を出すのではないかという噂が広まっていた。2人は、クライサック上
院外交委員長と面会した後、逮捕を免れるためUNHCR事務所に駆け込んだ。
クライサック氏は「国際社会の注目が集まる中、特別警察が逮捕に踏み切ること、
また事件に関する2人の証言が、タイ政府とSPDC(国家平和発展評議会)と
の関係に悪影響を及ぼすことを懸念している」と述べた。また、タイのNGO
「フォーラム・アジア」スポークスマンのスナイ氏は、襲撃事件の目撃者である
2人が、もし逮捕されるようなことがあれば、「タイ政府が国際社会の動向に反
している」と言われるだろうと述べた。タイ当局は、タイ領内でビルマに敵対し
た政治活動を行うビルマ人を全員逮捕すると脅している。また、スナイ氏は、最
近の活動家を逮捕するとの脅しは、タクシン政権が、襲撃事件に関してビルマ軍
政の公式見解にしか耳を貸さないことを示唆しているとみている。目撃者は、
30日の襲撃で何十人ものNLD党員が殺害され、さらに多くの党員が行方不明
だと述べている。しかし、ビルマ軍政は一貫して、事件では4人が死亡しただけ
だと述べている。(4日、イラワディ)


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■カレンダー
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7月7日     学生会館爆破(1962年)
7月13〜14日 ワーゾー満月祭 安居入り
7月19日    殉教者の日(1947年)
7月24日    大学再開(2000年)

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■ビルマ国際議連の紹介
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 ビルマ国際議連(International Network of Political Leaders Promoting
Democracy in Burma = PD Burma)は、ビルマの民主化促進への助力を目的と
して1996年4月に結成されました。
 現ノルウエー首相のシェル・マグネ・ボンデビック氏によって創設され、各
国の国会議員および政治指導者によるネットワークを形成し、民主化実現のた
めの活動を行っています。表現の自由と基本的人権をビルマの人々にもたらす
ための国連へのロビー活動。各国の政府・関係機関への正確なビルマ情報の提
供。世論喚起。関係機関とのネットワーク拡大。経済界との将来の安定に向け
た協力。などが主な活動です。
 現在の参加者は19カ国から24人(2001年1月現在)。規模の拡大は
目指さず、数カ国に事務局を置き、関係機関と連絡をとりながら効率のよい外
交活動を行っています。

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・『ビルマの人権』(ビルマ連邦連合政府編 ビルマ国際議連・日本訳
          明石書店 3000円)   [送料:ビルマ国際議連負担]
  Burma Human Rights Yearbook 1997/98の日本語訳。
  ビルマの人権侵害を詳述。

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