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週刊 Burma Today
第17号(第7巻) 2003年5月7日
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日本語版編集発行 ビルマ国際議連・日本 編集 箱田徹 日本語翻訳 久保忠行
連絡先 176-0021 練馬貫井郵便局留 菅原 秀
電話:03-3970-5777 FAX:03-3970-5817
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◎ビルマ人労働者、賃金未払いで訴訟
労働者代表26人が未払い分の賃金と損害賠償、合わせて460万バーツの支
払いを提訴している件で、訴えられたタイ・ビルマ国境にある編み物工場は、防
御にやっきだ。メソット当局は2月、賃金未払い労働者34人に対し賃金を支払
うよう、工場主に命じた。しかし、この事件を支援しているNGOスタッフによる
と、賃金はまだ支払われていない。それどころか、労働者のうち26人は先週、
不法労働の容疑で逮捕され、ビルマのミヤワディに強制送還された。この問題は
昨年10月、同工場の労働者19人が無許可労働の容疑で逮捕されたことで、表
面化した。労働者によると、工場主は労働許可の更新に必要な申請を保留したま
ま、ストライキ対策としてスト破り人を雇っているという。ターク県の入国管理
当局者は、「政府から特別な指導は受けておらず、逮捕、送還は通常の措置であ
る」と述べた。メソットでの公聴会の日程はまだ決まっていない。(28日、イ
ラワディ)
◎ビルマ人売春婦に難民認定
売春婦としてオーストラリアに売られたビルマ人女性が難民に認定された。し
かし、入国管理局は女性の国籍はタイであるとしている。彼女がシャン州出身で
あるという確証があるにもかかわらず、女性の国籍について矛盾する決定が下り、
当局内の根深い分裂が露呈した。入国管理局関係者は「このケースは、当局の柔
軟な決定を示している」と述べた。女性は当局に対し、少女期にビルマ軍にレイ
プ、暴行を受け、オーストラリアに売られる前には、タイの売春宿に売られ、強
制的に働かされていたと述べた。当局は、シドニーにある売春宿の入管による手
入れで女性の身柄を保護。その直後、女性はビルマ人であることを明らかにし、
強制送還の恐れから国籍を明かすことが出来なかったと語った。(28日、オー
ストラリアン)
◎英国、AIDS支援に1570万ドル
ラングーンの英国大使館はプレス・リリースで、英国は2日、ビルマの
HIV・AIDSの予防および治療プログラムに1570万ドルを支援すると発
表した。最近のHIV・AIDSの合同プログラムは2003年から05年にわ
たって実施され、5100万ドルの予算が計上されている。これはビルマ最大の
予防プログラムとなる。ビッキー・ボウマン英国大使は、「支援を必要としてい
る人に『効果的なモニタリングを伴なうガラス張りの手段』で行う」と述べてい
る。ビルマ保健省がHIV感染者数を18万人と公表している一方、国連エイズ
計画(UNAIDS)は、17万人から42万人がHIVに感染しているとみて
いる。また米国バルチモアのジョンズ・ホプキンス大学ブルーンバーグ公衆衛生
校の最近の研究では「控えめに見ても」、83万2千百人がHIV陽性だと述べ
ている。(28日、イラワディ−AP)
◎森前総理大臣、ヤンゴン訪問
森喜朗前首相は1日、3日間の親善訪問を終えラングーンを出発した。タン
シュエ上級将軍との30日の会談で森前首相は、経済立て直しと民主化を促す小
泉純一郎首相の親書を渡した。同行の政府職員は、「タンシュエ氏は権力を保持
する意思が無いことを示唆したものの、社会の安定が民主化に不可欠であるとの
軍政の立場を改めて表明した。日本の支援で行われる経済構造改革案には積極的
なようだ」と述べた。会談はおよそ2時間、国会議事堂で行われ、キンニュン第
一書記、ウィン・アウン外相など国家平和発展評議会(SPDC)指導部が同席
した。森前首相は、訪問中、民主化リーダーのアウンサンスーチーとは面会しな
かった。(1日、共同)
◎サライ・トゥンタン博士、ハンストを継続中
刑務所でハンガーストライキを行っているという政治囚のサライ・トゥンタン
博士のための祈りが2日、サンフランシスコで行われた。米国在住の博士の娘、
マイ・ティンジーは、「サライ・トゥンタン博士に自由を、ビルマに自由を」と
の祈りは、ラングーンのインセイン刑務所での基本的人権、信仰の自由を主張す
るため、食事を拒否しているサライ博士を支援するために行われていると述べた。
アメリカに拠点を置く自由ビルマ連合(FBC)の最近の声明によると、博士は
27日からハンガーストライキを開始した。軍政側のスポークスマンのフラミン
大佐は、博士のハンガーストライキ実施を否定しているが、囚人の家族と親しい
ラングーン在住の男性は2日、博士は30日から食べ物を拒否していると聞いて
いると連絡してきた。75歳でチン人の元教授サライ・トゥンタン博士は、20
01年12月、ラングーン市役所前で、軍政が政治改革を行うよう要求する単独
抗議活動を行い、懲役7年の判決を受けた。FBCによると博士は、すでに刑期
を終えてもいまだに投獄されている政治囚のために、ハンガーストライキを行っ
ている。これは政治囚への薬品の支給、信仰の自由を要求したストライキでもあ
る。マイ・ティンジーは「当局は、バプティストである父サライ・トゥンタン博
士に、聖書の所持を禁止している」と述べた。近年、軍政は規制を緩和し、政治
囚が信仰上の書籍、新聞を読むことを許可している。サライ・トゥンタン博士は、
逮捕されて以来2度、眼の手術を行いほとんど目が見えない。その他にも疾患が
あり、インセイン刑務所の病棟で治療中であるという。人権グループは、ハン
ガーストライキが続けば、刑務所職員が博士を拷問、虐待するのではと懸念して
いる。(2日、イラワディ)
(追記)軍政の発表によれば、サライ・トゥンタン氏は5月第1週の週末に釈放
された。今回釈放されたのはNLD党員12人を含む21人。BBCのジャーガ
ン記者によれば、国連人権委員会のピネイロ特別報告官が同氏の釈放を特に働き
かけたとのこと。
参考:http://news.bbc.co.uk/go/pr/fr/-/2/hi/asia-pacific/2999817.stm
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・ビルマ国際議連は、世界各国の国会議員によるビルマ(ミャンマー)の民主化
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ビルマ国際議連(International Network of Political Leaders Promoting
Democracy in Burma = PD Burma)は、ビルマの民主化促進への助力を目的と
して1996年4月に結成されました。
現ノルウエー首相のシェル・マグネ・ボンデビック氏によって創設され、各
国の国会議員および政治指導者によるネットワークを形成し、民主化実現のた
めの活動を行っています。表現の自由と基本的人権をビルマの人々にもたらす
ための国連へのロビー活動。各国の政府・関係機関への正確なビルマ情報の提
供。世論喚起。関係機関とのネットワーク拡大。経済界との将来の安定に向け
た協力。などが主な活動です。
現在の参加者は19カ国から24人(2001年1月現在)。規模の拡大は
目指さず、数カ国に事務局を置き、関係機関と連絡をとりながら効率のよい外
交活動を行っています。
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