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           週刊 Burma Today
第16号(第8巻)                 2004年5月18日
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日本語版発行 ビルマ国際議連・日本 編集 菅原秀 日本語翻訳 渡辺さやか
連絡先 176-0021 練馬貫井郵便局留 菅原 秀
     電話:03-3970-5777  FAX:03-3970-5817
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◎NLD、国家議会をボイコット
 ビルマ最大野党である国民民主連盟(NLD)は、憲法制定のための国民会議
への参加を拒否することを表明した。NLDのこの決定は軍政府が、自宅軟禁の
状態にあるスーチー氏の解放を拒んだためである。17日開催予定の憲政会儀
(国民会議)への登録は、14日が締め切りだった。軍政府は、今回の会議を民
主化へ向けたロードマップの第一歩だとしていた。NLDのアウンシュエ議長は、
「国民会議への参加を拒否したのは、(軍事)政府がアウンサンスーチー氏と
ティンウー副議長を解放せよというわれわれの要求を拒んだためである」と、首
都ヤンゴンで話した。さらにアウンシュエ議長は、会議の前にNLDのすべての
事務局を再開させてほしいという最も大事な要求も軍政府が拒んだことを発表し
た。現在、首都ヤンゴンにあるNLDの本部だけが再開されている。アウンシュ
エ氏は、「このような条件下ではNLDは国民会議には参加しない」と述べた。
(14日、ロイター)


◎国民会議参加者ぞくぞく集まる
 数百人の代表が13日、国民会議への参加登録をしたが、ミャンマーの政治的
膠着状態を解消するための鍵である民主化推進派のスーチー氏が率いるNLDは、
この会議に出席するか否かを決めかねていた。会議に参加しようとする代表者た
ちを乗せた多数のバスが、首都ヤンゴンから40キロの会場へ到着した。代表た
ちは、会議場に近い宿泊先を紹介された。軍政府は、17日から始まる国民会議
の期間中、1,100人以上の代表たちに無料で宿泊先を提供する。政府は、会
議がいつまで開催されるのかを発表していない。参加のためには、代表は13日
と14日中に登録を終えなければならず、登録なしでは参加はできない。しかし、
スーチー氏のNLDは会議への参加をまだ決めていない。その理由としてNLD
のスポークスマンであるルィン氏は、討議が自由で開かれたものであること、会
議出席のための主な条件への保証が軍政府から得られなかったことをあげた。
(14日、AP)


◎国民会議を前にジャーナリスト拘束される
 軍政府が開催する国民会議の数日前、ミャンマーの元記者が15年の刑を受け、
さらに学生活動家が22年の刑を受けたことが、人権団体の発表によって分かっ
た。パリを拠点とする「国境なき記者団」(RSF)とビルマ・メディア協会
(BMA)は、外国のメディアに情報を流していたとして刑を受けたネミン氏を
解放するようキンニュン首相に要求した。RSFとBMAは「彼の逮捕と彼に対
する判決は、海外のメディアへ情報を伝えることに、全力を尽くしているビルマ
人のジャーナリストたちへの圧力をかけるためだけのものである」との声明を発
表した。ネミン氏は55歳前後の弁護士で、80年代に英国BBCで働いていた。
以前、「事実に反する噂を広めている」という理由から刑務所で8年間を過ごし
た。その後2月に再逮捕され、5月7日にはインセイン刑務所の特別法廷で判決
を言い渡された。またRSFとBMAは同じ声明の中で、他にニャントゥンリン
氏を含む4人の記者たちも、長期間の懲役判決を受けたと発表した。学生活動家
であり、タイを拠点とする情報ウェブサイトの前経営者でもあるニャントゥンリ
ン氏は、今回の国民会議の正式な手続きの是非を批判した文章を配布したために、
22年もの懲役判決を言い渡された。(14日、AFP)


◎ビルマの民族浄化の新証拠
 キャロライン・コックス女性男爵(クリスチャン連帯ワールドワイド会長、
CSW)、ジョン・バーコウ議員(影の内閣国際開発大臣)、アンソニー・ペー
ル(FRCS資格外科医)ベネデイクト・ロジャーズ(CSWの人権活動家)に
よる代表団が、タイ・ビルマ国境のカレン人、カレンニー人、シャン人を訪問し、
11日帰国した。一行はタイ・ビルマ国境で、国家平和発展評議会(SPDC=
軍事政権)が冷酷な民族浄化政策を行っている証拠を入手した。代表団の数人は、
以前にもSPDCが同じく民族グループの文化を抹殺しようとしている地域とい
われるビルマ北西部のチン人やカチン人を訪問している。先月17日に起きた
SPDC兵士によるシャン人女性のレイプや、12月25日から断続的に行われ
ているカレンニー人の村に対するSPDCの武力攻撃などの残虐行為が、代表団
によって報告された。これらの攻撃によって、3千人以上の住民が生活を捨て、
国内避難民として過酷な状況で生きることを強いられている。多くの住民が、衛
生管理、教育、定期的な食糧の供給もなく、ジャングルの中に隠れて生活してい
る。住民はSPDC兵士に見つけられ、殺される恐怖に常にさらされている。寒
い夜でも、衣服も毛布なく、見つかって殺されることを恐れ、火をつけることも
できずにいる。強制的に村を追い払われ、キャンプに移住させられた住民は、早
朝から深夜まで30キロを超す重荷を運搬するという強制労働をさせられる。ま
た、住民は人間地雷探査機としても使われる。逃げてきた住民には地雷の被害者
もいる。ある17歳の少年は地雷で片足を失い、21時間かけて、治療を受けら
れる安全な場所に運ばれてきた。(11日、SHAN−EUグループ)


◎KNPPの153人投降
 7年前に政府と和平協定を結んだミャンマーの元反政府武装勢力カレンニー民
族解放前線(KNPP)の残留兵士153人が8日、軍政府に降伏した。国防省
の10日の発表によれば、ロイコー地域東部で軍政府と「平和のための武力攻
勢」をしていたKNPPメンバーは降伏の際、81種の武器と257発の弾薬を
所持していた。KNPPは、主力部隊7,750人で、1995年3月にビルマ
軍傘下に入った。ミャンマーでは17の反政府武装組織が、1989年から政府
との間で休戦合意をしている。しかし、いまだにカヤン(カレン)民族同盟、チ
ン民族軍、 シャン統一革命軍(シャン州軍−南部)、アラカン解放党、 ラフー
民主前線など10以上の反政府組織が、活動している。(10日、新華社)
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・ビルマ国際議連は、世界各国の国会議員によるビルマ(ミャンマー)の
 民主化を支援するネットワークです。
・電子メールでの購読は、
・バックナンバー:http://www.burmainfo.org/bt
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■カレンダー
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5月17日 国民会議召集日
5月27日 1990年総選挙14周年記念日
5月30日 ディペーイン虐殺事件1周年
6月19日 ビルマ女性の日(アウンサンスーチー誕生日)
7月19日 殉教者の日(1947年、アウンサン将軍らの暗殺)


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■ビルマ国際議連の紹介
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 ビルマ国際議連(International Network of Political Leaders Promoting 
Democracy in Burma: PD Burma)は、ビルマの民主化促進への助力を目的とし
て1996年4月に結成されました。
 現ノルウエー首相のシェル・マグネ・ボンデビック氏によって創設され、各
国の国会議員および政治指導者によるネットワークを形成し、民主化実現のた
めの活動を行っています。表現の自由と基本的人権をビルマの人々にもたらす
ための国連へのロビー活動。各国の政府・関係機関への正確なビルマ情報の提
供。世論喚起。関係機関とのネットワーク拡大。経済界との将来の安定に向け
た協力。などが主な活動です。
 現在の参加者は19カ国から24人(2001年1月現在)。規模の拡大は
目指さず、数カ国に事務局を置き、関係機関と連絡をとりながら効率のよい外
交活動を行っています。

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『ビルマの人権』
(ビルマ連邦連合政府編 ビルマ国際議連・日本訳、明石書店 3000円)
[送料:ビルマ国際議連負担]

  Burma Human Rights Yearbook 1997/98の日本語訳
  ビルマの人権侵害を詳述

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 FAX: 03-3970-5817、e-mail: 

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(c) ビルマ情報ネットワーク(BurmaInfo) 1997〜



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