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週刊 Burma Today
第14号(第8巻) 2004年5月3日
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日本語版発行 ビルマ国際議連・日本 編集 菅原秀 日本語翻訳 鴨井今日子
連絡先 176-0021 練馬貫井郵便局留 菅原 秀
電話:03-3970-5777 FAX:03-3970-5817
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◎NLD、国民会議に「ほぼ確実に」出席
ビルマの反政府勢力NLDは、軍政がNLDの会議のあり方への提案を受け入
れることを期待し、近く開催される国民会議に、ほぼ確実に出席することを明ら
かにした。NLDのルウィン書記は、5月17日に開催される制憲国民会議に出
席するのは、国民と国家のためであると語った。しかし、国民会議の実施に関す
るNLDの会議のあり方への提案と「自由で公開された討論」の要求に軍政が同
意することが参加決定の条件であるとも述べた。ルウィン書記は、自宅軟禁され
ている指導者、アウンサンスーチーに関しては言及しなかったが、先月29日に
「もし軍政が提案を受け入れ、NLDが国民会議に出席することになれば、会議
の開催日の5月17日以前にスーチー氏が解放されるであろう」と語っている。
新憲法策定を目指したこの会議は、40年続いたる軍政による「民主化へのロー
ドマップ」への最初の一歩になる。スーチー氏とNLDの指導者たちは1年前、
政情不安定な中で自宅軟禁されたが、その後大部分が解放されている。(1日、
ラジオ・オーストラリア)
◎米上院、ミャンマーへの経済制裁法案を更新
先月29日、米上院で、ミャンマーからの輸入制限を更新する決議が採択され
た。アウンサンスーチー氏が解放されても、この制裁は解除されないかもしれな
いという警告つきである。この法案の16人の提案者のうちの一人である、ミッ
チ・マコーネル上院議員は、ミャンマーの軍政指導者たちが「和解と民主化に向
けて後戻りしないようになるまで」この制裁を継続することを示唆した。またマ
コーネル氏は、反政府勢力の大物の何人かを解放し人に会うことを許したという
最近の軍政の決定を「ジェスチャー」と呼び、5月17日開催予定の国民会議を
前に、自らのショーウインドウを飾り立てているに過ぎないと語った。軍政は、
いわゆる「民主化へのロードマップ」の第一歩であるこの新憲法策定のための国
民会議に、できるだけ多くの政党と民族グループが参加することを求めている。
前回の会議は反政府勢力が退場したことで、1995年に決裂している。マコー
ネル氏は、もし、反政府勢力の指導者であるアウンサンスーチー氏が国民会議に
先立って解放されたとしても「十分ではない」という。それは、スーチー氏の身
の安全の保証もなく、彼女が国家への見解を自由に表明できたり、民族運動の指
導者たちと会える保証もなく、軍政がビルマを取材するジャーナリストにビザを
発給する明確な見通しもないからだ、とマコーネル氏は旧政権時代の「ビルマ」
をという国名を使い語った。(1日、AFP)
◎光州人権賞、アウンサンスーチー氏に
韓国の5月18日記念財団は、2004年4月27日付ニュース・リリースで、
今年第5回目となる韓国光州人権賞を、ビルマの民主化、人権運動の指導者アウ
ンサンスーチー氏に贈呈すると発表した。ビルマの民主化と民主主義の実践に向
けた氏の絶え間ない努力が授賞の理由である。NLD解放地域−韓国支部(NLD
‐LA Korea)が、1991年のノーベル平和賞受賞者アウンサンスーチー氏を候
補者に推薦していた。同賞は1980年5月18日の光州蜂起と、光州と韓国に
とって光州蜂起が意味するもの、すなわち民主主義、自由、人権を記念するため
に設けられた。
これまでの受賞者は次の通り
2000年(第1回) シャナナ・グスマン(現、東ティモール大統領)
2001年(第2回) バゼル・フェルナンド(アジア人権委員会(香港)代表)
2002年(第3回) 韓国民主主義遺族会
2003年(第4回) ダンデニヤ・G・ジャヤンティ(失踪者記念碑会(スリ
ランカ)代表)
光州人権賞は5月精神を記念するために設立された。この精神は人類の人権と
平和に貢献している韓国人、その他の個人や団体を発掘し、授賞することを通じ
て宣言されるものである。光州は、民主化への戦いと真理の追求を掲げた5月
18日民主化蜂起で支援を受けた。この光州人権賞を通じて、私たちの連帯の
メッセージを伝え、5月精神を広めることが私たちの願いである。光州平和賞の
目的の一つは、世界各地で人権と平和の促進に貢献する国内外の諸個人を発掘す
ることを通じて、5月18日民主化蜂起の精神を強化することにある。平和賞の
目的とは、5月18日民主化蜂起の精神があれほどの熱意とともに到達を目指し
た究極の目標である。
問い合わせ先:
ヤンナイントゥン
NLD解放地域 韓国支部
Tel/fax: ( 82 ) 32‐656‐6932
E‐mail:
◎ICG、新しいアプローチを提案
ベルギーを拠点とする「国際危機グループ」(ICG)は、米国とアジアのど
ちらのアプローチも効果がないとする報告書をまとめた。ICGのアジア計画責
任者であるロバート・テンプラー氏は米国の制裁に関して、制裁を支持する
NLDと米国は、1990年の選挙から15年がたった今、当時の状態に回復す
ることが難しいことを受け入れるべきだと率直に述べた。テンプラー氏は、米国
は「非現実的」な制裁目標をあきらめるよう要求している。「現在のビルマの状
況は、軍政が権力を手放さなくてはいけないというケースであり、現実的ではな
い。こういった類の圧力を受けて従う政府はないし、これまでもなかった」。同
時に、テンプラー氏は、ASEANの政策は弱すぎることについて触れ、米国と
より良い立場で協調するなら、ASEAN諸国はビルマに対し、しっかりと一線
を画することができるだろうと付け加えた。ICGの報告書は、アジアの国々と
米国は、「素早く劇的な」ビルマ問題の終結を求めない統一した方針を持つべき
で、その新しい方針が、軍政に改革への具体的措置をとらせる動機を与えるであ
ろうと述べている。(30日、VOA)
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・ビルマ国際議連は、世界各国の国会議員によるビルマ(ミャンマー)の
民主化を支援するネットワークです。
・電子メールでの購読は、
・バックナンバー:http://www.burmainfo.org/bt
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■カレンダー
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5月17日 国民会議召集予定日
5月27日 1990年総選挙14周年記念日
5月30日 ディペーイン虐殺事件1周年
6月19日 ビルマ女性の日(アウンサンスーチー誕生日)
7月19日 殉教者の日(1947年、アウンサン将軍らの暗殺)
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■ビルマ国際議連の紹介
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ビルマ国際議連(International Network of Political Leaders Promoting
Democracy in Burma: PD Burma)は、ビルマの民主化促進への助力を目的とし
て1996年4月に結成されました。
現ノルウエー首相のシェル・マグネ・ボンデビック氏によって創設され、各
国の国会議員および政治指導者によるネットワークを形成し、民主化実現のた
めの活動を行っています。表現の自由と基本的人権をビルマの人々にもたらす
ための国連へのロビー活動。各国の政府・関係機関への正確なビルマ情報の提
供。世論喚起。関係機関とのネットワーク拡大。経済界との将来の安定に向け
た協力。などが主な活動です。
現在の参加者は19カ国から24人(2001年1月現在)。規模の拡大は
目指さず、数カ国に事務局を置き、関係機関と連絡をとりながら効率のよい外
交活動を行っています。
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■さらにくわしい情報を必要な方は
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『ビルマの人権』
(ビルマ連邦連合政府編 ビルマ国際議連・日本訳、明石書店 3000円)
[送料:ビルマ国際議連負担]
Burma Human Rights Yearbook 1997/98の日本語訳
ビルマの人権侵害を詳述
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■参考ホームページ
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▽Worldview Rights(英語) http://www.worldviewrights.org
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