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           週刊 Burma Today
第12号(第8巻)                 2004年4月18日
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日本語版発行 ビルマ国際議連・日本 編集 菅原秀 日本語翻訳 鴨井今日子
 連絡先 176-0021 練馬貫井郵便局留 菅原 秀
     電話:03-3970-5777  FAX:03-3970-5817
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◎軍政、NLD本部再開を許可
 ミャンマー軍事政権が14日、アウンサンスーチー氏率いる反政府勢力・国民
民主連盟(NLD)本部の再開を閉鎖からほぼ1年ぶりに許可したと、NLD関
係者が語った。首都ヤンゴン市バハン区のNLD共同書記のマウンマウンイン氏
によると、3人の政府職員が同区にあるシュエダゴンパゴダ近くの党本部事務所
の扉の封印を解除したという。同氏がAP通信に語ったところによると、職員が
当日朝に自宅を訪れ、封印の解除に立ち会うよう申し入れた。昨年5月30日に
スーチー氏の支持者と軍政派の暴徒による衝突があったが、この翌日に軍政は全
国的な取締りを行い、NLDの本部とすべての支部を強制的に閉鎖していた。
(17日、AP)


◎今年最大量のビルマ産ヘロイン押収 雲南省
 雲南省の公安当局は14日、同省南西部の耿馬タイ族ワ族自治県で、トラック
に積んであったミツバチの巣に隠されていた269.7キロのヘロインが発見さ
れ、容疑者4人が逮捕されたと伝えた。現地警察に2月29日、密輸団がミャン
マーから同県を経由し雲南省に薬物を運ぼうと計画しているとの情報がもたらさ
れていたため、おとり捜査が行われていた。警察当局は4月4日午前3時30分、
メンディン町で、63個のミツバチの巣の中から、国内で一回に押収された量と
しては今年最高となる269.7キロのヘロインを発見し、2人の容疑者を逮捕
した。あと2人の容疑者はその日遅く、雲県と省都の昆明市で逮捕された。公安
当局によると4人は全員中国東部の浙江省の出身で、捜査を継続中だという。雲
南省はミャンマー、タイ、ラオス間に広がる薬物生産地「ゴールデントライアン
グル」に近いため、同省を通って多くの薬物が国内に流れ込んでおり、中国当局
は薬物流入取締り地域としている。(16日、新華社ネット)


◎マレーシア、難民申請者30人以上を拘束
 マレーシア政府筋によると、警察当局は14日、少なくとも30人のミャン
マーからの亡命希望者を拘束したという。1週間前には、いらだった亡命希望者
がクアラルンプールのミャンマー大使館を火炎瓶で攻撃し、建物の一部が焼ける
事件があった。この逮捕が大使館への攻撃に直接関連しているかは今のところ不
明。警察は、攻撃の直後に大使館内や付近で捕らえた男4人を起訴しており、こ
れ以外の容疑者を探しているとは話していない。国連難民高等弁務官事務所
(UNHCR)のルース報道官によると、亡命希望者は夜明け前に、UNHCR
マレーシア事務所の外で事務所が開くのを待っていたところを逮捕された。マ
レーシア当局は同事務所を見張り、難民認定を求めてやってくる正式な旅券を持
たない人々を逮捕するという不法移民の取締りを時折行っている。UNHCR事
務所前での逮捕は、戦乱のインドネシア・アチェ特別州から何百人もの亡命希望
者が殺到した8月以来初めてである。ルース報道官によると、今回の取締りは、
火炎瓶や斧、なたで武装した少数民族ロヒンギャの兄弟3人がミャンマー大使館
に放火した4月7日以来、ミャンマーからの不法入国者の「逮捕者が増えるとい
う噂」の渦中で行われたという。3人と共犯の1人は、大使館職員がUNHCR
の難民認定を受けるのに必要だと思われる書類への裏書を拒否したため、攻撃に
及んだと話している。(14日、AP)


◎マハティール前首相「ミャンマーの和平進展に失望」
 ミャンマーのASEAN加盟の立役者であるマハティール前マレーシア首相は
14日、ビルマ政府の対応は期待はずれの遅さだと述べた。だがミャンマー政府
寄りの関与策だとの西側諸国からの批判をものともせず、積極的な発言を行う氏
は、政治改革について合意する前に、軍政幹部の将来的な処遇を保証するべきと
述べた。ロイター通信のインタビューに対し前首相は、「進展の遅さにある意味
では少し失望したが、ミャンマーでは物事はとてもゆっくり進む」と語った。こ
のインタビューの前日には、ミャンマー政府がNLD幹部2人を自宅監禁から解
放したが、スーチー書記長を解放する気配は見られなかった。NLDによれば、
スーチー氏の解放は長年にわたる殺伐とした過程の最新の出来事である、来月開
始予定の複数政党制に基づく制憲国民会議の命運を左右する。将軍たちに圧力を
かけることでは事態は前進しないとみるマハティール氏は「対立的な態度ではこ
の問題は解決しない」とし、将軍たちは歴史に敏感だと付け加えた。そして「過
去の事例を踏まえる独裁政権ならば、権力を手放すようなことはなかなかない」
と言う。「軍政幹部は、他の国で政権の座にあった人々が、民主主義に同意した
瞬間、選挙に負け、投獄され、中には死刑を宣告されることさえあったのを見て
きた」からだ。したがって「軍政側の協力をとりつけるためには、民政移管後の
身分について何らかの保証を事前に与える必要がある」とした。氏は98年にア
ンワル副首相を解任、投獄したことで激しい批判を招いたことがあるが、昨年
10月にアブドラ首相に政権を渡して引退した。前首相は、在任の22年間で、
商品中心経済に偏っていたマレーシアを、電子機器や電気製品の生産に支えられ
た有力な貿易国に変身させた。氏は、政府がまともならば、ミャンマー(ビル
マ)は繁栄の可能性を秘めていると語る。「ミャンマーは東南アジアの中でもっ
とも豊かな国のひとつである。非常に恵まれている。ミャンマーの国富を国民の
利益という観点から開発する方法を理解している政府が必要」とする。ミャン
マーは、アナン国連事務総長、西側諸国と人権団体から、新憲法策定過程にスー
チー氏とNLDの参加を許可するよう求められている。ミャンマーは62年以来
軍政が支配している。(14日、ロイター)
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・ビルマ国際議連は、世界各国の国会議員によるビルマ(ミャンマー)の
 民主化を支援するネットワークです。
・電子メールでの購読は、
・バックナンバー:http://www.burmainfo.org/bt
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■カレンダー
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4月17〜18日 アイルランド、キルデア州でアジア欧州会合(ASEM)
5月1日 メーデー
5月3日 カソン満月
5月17日 国民会議召集予定日
5月27日 1990年総選挙14周年記念日
5月30日 ディペーイン虐殺事件1周年
6月19日 ビルマ女性の日(アウンサンスーチー誕生日)
7月19日 殉教者の日(1947年、アウンサン将軍らの暗殺)


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■ビルマ国際議連の紹介
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 ビルマ国際議連(International Network of Political Leaders Promoting 
Democracy in Burma: PD Burma)は、ビルマの民主化促進への助力を目的とし
て1996年4月に結成されました。
 現ノルウエー首相のシェル・マグネ・ボンデビック氏によって創設され、各
国の国会議員および政治指導者によるネットワークを形成し、民主化実現のた
めの活動を行っています。表現の自由と基本的人権をビルマの人々にもたらす
ための国連へのロビー活動。各国の政府・関係機関への正確なビルマ情報の提
供。世論喚起。関係機関とのネットワーク拡大。経済界との将来の安定に向け
た協力。などが主な活動です。
 現在の参加者は19カ国から24人(2001年1月現在)。規模の拡大は
目指さず、数カ国に事務局を置き、関係機関と連絡をとりながら効率のよい外
交活動を行っています。

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『ビルマの人権』
(ビルマ連邦連合政府編 ビルマ国際議連・日本訳、明石書店 3000円)
[送料:ビルマ国際議連負担]

  Burma Human Rights Yearbook 1997/98の日本語訳
  ビルマの人権侵害を詳述

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(c) ビルマ情報ネットワーク(BurmaInfo) 1997〜



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