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週刊 Burma Today
第6号(第7巻) 2003年2月18日
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日本語版編集発行 ビルマ国際議連・日本 編集 箱田徹 日本語翻訳 久保忠行
連絡先 176-0021 練馬貫井郵便局留 菅原 秀
電話:03-3970-5777 FAX:03-3970-5817
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◎アナン国連事務総長、対話を要請
ビルマ当局が12人の反政府政党メンバーを逮捕したことを懸念し、アナン国
連事務総長は12日、ビルマの和解は、政府とアウンサンスーチーとの建設的な
対話から始められるべきであるという強い信念を改めて表明した。国連スポーク
スマンによると、アナン氏は再度ビルマ政府に対し、政治囚全員の即時解放と
スーチーとの実質的な対話を要請している。逮捕された12人には国民民主連盟
(NLD)のメンバー7人のほか、シャン民族民主連盟(SNLD)書記長サ
イ・ニュンルウィン氏が含まれている。(12日、国連ニュースセンター)
◎アラカン州反政府組織、開発を懸念
アラカン民族統一党(NUPA)傘下のアラカン独立連盟(AIA)とアラカ
ン・ロヒンギャ民族機構(ARNO)は、最近のビルマとインド間の経済開発合
意について、共同でプレスリリースを発表した。この開発計画には、カラダン川
を利用した複合輸送計画と、インドまでのパイプラインを河川沿いに建設するこ
とが盛られている。天然ガス開発計画には、韓国の大宇(デーウ)インターナ
ショナル社、インドのONGCヴィデッシュ社(OVL)、韓国ガス公社などの
海外資本が共同出資する予定。アラカン独立連盟は「地域の持続的な開発プロ
ジェクトには反対しないが、住民の意思と福祉を尊重した十分な説明がなされな
ければならない。開発地域の住民は、ビルマ軍が同伴した開発調査団の訪問に懸
念を示しており、開発自体が軍の常駐の拡大と、さらに人権侵害と環境破壊が引
き起こされることを恐れている。関係企業と国際社会に対して、住民の権利を保
護するよう要請する」と述べている。(5日、カラダン−ビルマ国際議連・日本)
◎ビルマの石油、ガス産出量増大
ビルマは2002年第三四半期までに、416万バレル(6億6100万ト
ン)の原油と680万立方メートルの天然ガスを産出した。ビルマ・エネルギー
省の最新の統計によると、それぞれ前年に比べて18.85パーセント、2.
64パーセントの増産を行っている。現在ビルマ内陸部には、インドネシア、バ
ハマ、イギリス、キプロス、中国企業が現地で操業する合計19カ所の油田があ
ると報告されている。ビルマ国内の原油産出量では国内の需要を満たすことがで
きないため、輸入に頼らざるをえない。2001年には、ビルマはガソリン42
万トンと軽油126万トンを購入した。別な公式統計によれば、外国資本による
ビルマのガス、石油部門への投資契約額は、1988年後半以来、約26億ドル
に達している。(3日、新華社)
◎赤十字国際委員会(ICRC)訪問中に集団レイプ事件
地元住民の報告によると1月30日、1人のシャン人女性がビルマ軍部隊に
よって集団レイプされた。同じ日に、現場から数キロ離れたシャン州中部を赤十
字国際委員会(ICRC)の調査団が訪問している。事件はライカー地区付近の
村で起きた。コーラム基地のパトロール部隊が35歳のシャン人女性を自宅に監
禁、女性は4人の子供の目の前で8人の兵士に集団レイプされた。赤十字国際委
員会はシャン州の地元住民の状況を調査するため、2月間にわたる2回目の調査
を実施していた。シャン女性行動ネットワーク(SWAN)のナン・モー・ラオ
氏は「われわれは国際機関が調査している目と鼻の先でこのような人権侵害が続
いていることに動揺している。状況を改善するというビルマ軍政の誠意を疑わざ
るを得ない」と述べた。(11日、SWAN)
◎スーチー、対話と調停を要請
アウンサンスーチーは12日、ビルマの国民的和解のプロセスを開始するため、
国家平和発展評議会(SPDC=ビルマ軍事政権)との対話を要求するとともに、
軍政側に対話の意思があるのか疑問を表明した。スーチーは連邦団結記念日の式
典で「わたしたちの側は、国民的和解の対話開始のため、あらゆる努力を行って
いる。民主化こそが各民族に平等をたらす」と述べた。式典はラングーンの
NLD本部で行われ、多くの支持者と、アメリカ、イギリス、イタリア、日本、
オーストラリアの外交官、各民族代表、および国連代表が出席した。軍政側が開
催した式典では、タンシュエ議長が各民族の団結を求め、豊かな国民的団結と健
全な政治の発展、経済的、政治的発展を認めない「破壊分子」に対し警告した。
国会代行委員会(CRPP)は声明を発表し、政治的対話と政治囚の釈放、さら
に政治の自由を要求した。(13日、AFP−ロイター通信−新華社)
◎シャン州軍(SSA)、タクシン首相の「仲介」に反対
シャン州軍(SSA)司令官のヨード・サーク大佐は12日、ビルマ軍事政権
が反政府ゲリラとの対話を推進するためタクシン首相を仲介者に指名したとの最
近の報道を否定し、ビルマ軍事政権の将軍たちには誠実さが欠けていると述べた。
この声明は、タイ首相を仲介者とする考えをしりぞけ、仲介者になることをあき
らめるよう首相に呼びかける間接的なメッセージと思われる。また、「武器を捨
てて降伏することだけがシャン州の平和と安定のための道ではない」と述べた。
タクシン首相は2日間にわたるビルマ訪問を終えたばかりで、バンコクポストに
よると、国家平和発展評議会(SPDC=ビルマ軍事政権)は「ビルマ反政府ゲ
リラが交渉のテーブルにつくように、タクシン首相が説得すること」で合意した。
(13日、ネイション−SDU)
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・ビルマ国際議連は、世界各国の国会議員によるビルマ(ミャンマー)の民主化
を支援するネットワークです。
・電子メールでの購読は、まで (無料)
・バックナンバー:http://www.burmainfo.org/bt
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■カレンダー
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・2月7日 シャン・ナショナル・デー(1948年、近代国家としてのシャン
州独立宣言の日)
・2月8日 モン・ナショナル・デー(572年、ホンサワトイ(ペグー)王朝
設立の日)
・2月10〜12日 プノンペンで、ASEAN閣僚会議とASEAN戦略国際
問題研究所(ISIS)の会合
・2月11日 カレン・ナショナル・デー(1948年、カレン人全体の平和デ
モの日)
・2月12日 連邦団結記念日(1947年、パンロン協定署名記念日)
・2月17〜18日 ジュネーブで列国議会同盟と欧州議会によるWTO関連
会議
・2月20日 チン・ナショナル・デー(チン州の封建制度の全廃と民主制度導
入の日)
・3月13日 ビルマ人権デー(非公式)
・3月3〜14日 ニューヨークで女性の地位に関する委員会(CSW)
第47回会合
・3月8日 世界女性の日
・3月17日〜4月24日 ジュネーブで第59回国連人権委員会
・3月19日 パオ・ナショナル・デー
・3月21日 国際人種差別撤廃の日
・3月21〜22日 ASEAN地域フォーラム(ARF)反テロリズムと
ボーダーレス犯罪に関する会議
・3月22日 世界水の日
・4月6〜12日 チリ、サンティアゴで列国議会同盟第108回会議
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■ビルマ国際議連の紹介
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ビルマ国際議連(International Network of Political Leaders Promoting
Democracy in Burma = PD Burma)は、ビルマの民主化促進への助力を目的と
して1996年4月に結成されました。
現ノルウエー首相のシェル・マグネ・ボンデビック氏によって創設され、各
国の国会議員および政治指導者によるネットワークを形成し、民主化実現のた
めの活動を行っています。表現の自由と基本的人権をビルマの人々にもたらす
ための国連へのロビー活動。各国の政府・関係機関への正確なビルマ情報の提
供。世論喚起。関係機関とのネットワーク拡大。経済界との将来の安定に向け
た協力。などが主な活動です。
現在の参加者は19カ国から24人(2001年1月現在)。規模の拡大は
目指さず、数カ国に事務局を置き、関係機関と連絡をとりながら効率のよい外
交活動を行っています。
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■さらにくわしい情報を必要な方は
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・『ビルマの人権』(ビルマ連邦連合政府編 ビルマ国際議連・日本訳
明石書店 3000円) [送料:ビルマ国際議連負担]
Burma Human Rights Yearbook 1997/98の日本語訳。
ビルマの人権侵害を詳述。
※申し込み方法
ハガキ、FAXまたはe-mailで申し込む(電話は間違いが起きるので不可)
代金は、受け取り後に郵便振替で送付のこと。
宛先:〒176-0021 東京都練馬貫井郵便局留 菅原 秀 宛
(ビルマ国際議連・日本コーディネーター)
FAX: 03-3970-5817、e-mail:
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■参考ホームページ
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Burmainfo(日英) http://www.burmainfo.org
・ビルマ情報を日本語で知りたい人のデータバンク。
・メーリングリスト(Burmainfo ML)への登録で、本紙や重要情報を無料送付。
参加登録は、burmainfo-subscribe@yahoogroups.jpまで。(自動登録)
Worldview Rights(英語) http://www.worldviewrights.org
ビルマ市民フォーラム (日英) http://www1.neweb.ne.jp/wb/burma
Burma Relief Center -USA (英語) http://www.brelief.net
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