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野沢太三法相宛書簡

キンマウンラ
2004年2月9日

野沢 太三 法務大臣 殿

お願い

 私はキンマウンラです。

 法務大臣に12月19日に職権で収容から解放いただき、ほんとうに心から感謝しております。
 しかし、仮放免の際、私には「報酬を受ける活動に従事しないこと」との条件をつけられました。私は信じられない思いでした。
 私は株式会社 吉田運輸機興(代表取締り役吉田勝彦)に12年以上勤務しています。吉田社長も私を信頼してくれていますし、また会社の上司には義兄の中村氏もいます。
 また、吉田社長の尽力で2000年からは厚生年金や社会保険にも加入することができています。私は、家族を守るために一生懸命働いておりますし、また、ビルマの民主化を求める人間として間違ったことはしていないつもりです。

 私は、ぜひとも日本での保護を求めたいと思います。それは私がビルマに帰ることができないという事情とともに、私たち家族にとって日本こそが安住の場所であるからです。

 私たち家族は私が仕事をすることでなりたっています。私が働くことのできない状況が続けば、たちまち生活に困ります。これまで12年の長きにわたり仕事をしてきましたが、何の条件も付されませんでした。それは仮放免の状態の中で生活をするには働かざるを得ないことを暗黙に認めていただいていたからだと思います。
 なにとぞ、上記の条件をなくしてもらいますようにお願いします。また、できる限り早く私たち家族に在留資格を付与していただきますように重ねてお願い申し上げます。

2004年2月9日
キンマウンラ





(c) ビルマ情報ネットワーク(BurmaInfo) 1997〜



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