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投資・援助

アウンサンスーチー氏「日本からの政府開発援助(ODA)に求めること」
2011年9月14日配信 ビルマ情報ネットワーク

ビルマ情報ネットワークの秋元由紀が、ラジオ・フリー・アジア(RFA)のビルマ語短波放送番組を通じ、日本のビルマへの政府開発援助(ODA)についてアウンサンスーチー氏に質問をしたところ、スーチー氏の回答が2011年8月19日に放送されました。
以下、質問と回答の全文です。

アウンサンスーチー氏への質問

日本政府は最近、ビルマへの経済協力の増額を検討する可能性があるとし、「民衆に直接裨益する基礎生活分野の案件を中心にケース・バイ・ケースで検討の上、実施する」と述べています。しかし、どのような援助でも「それは民衆に直接裨益する」と論じることは可能です。そこでアウンサンスーチーさんにお聞きしたいのは、日本政府が支援できるプロジェクトで、真にビルマ国民の役に立つものがあると考えておられるかどうかです。そのような事業があるとお考えになる場合には、どのような事業かを教えてください。

アウンサンスーチー氏からの回答

いかなる種類の援助を行うにあたっても、アカウンタビリティ(責任の所在がはっきりしていること)と透明性が存在すること、そしてすべての事業について、必要な倫理的・技術的規準が確実に満足されるように、独立したモニタリング(監視)を実施することがもっとも重要です。日本政府がどのような援助を検討しているのか私は知りませんし、援助をどうやってビルマ国民に直接届けるつもりなのかも知りません。しかしこうした情報は、日本の納税者とビルマ国民の両方のために公開されるべきです。