トップページ >  ビルマの現状:国際関係・対日関係 >  国際社会 >  「米政府、呼称は『ビルマ』のまま」(キャンベル国務次官補インタビュー)

国際社会

「米政府、呼称は『ビルマ』のまま」(キャンベル国務次官補インタビュー)
2011年7月22日配信 ビルマ情報ネットワーク

 キャンベル米国務長官へのインタビュー(朝日新聞村山祐介記者による)が、2011年7月21日に米国務省ウェブサイトに掲載されました。以下はビルマ(ミャンマー)に関する部分です。

記者:ではビルマについて聞きたい。[ビルマでは]いわゆる民主政権が誕生した。アウンサンスーチーもついに釈放された。同時に、米国はより柔軟になり、国際会議では同国をミャンマーと呼ぶようになったとの声もある。これは米国が新政権との関与を深めるサインなのか。

キャンベル国務次官補:違う。はじめに断っておきたいが、米国はこれまでも繰り返し、ネイピドーとの、つまりビルマとの建設的な対話を強く望むと表明してきた。しかしまた、私たちとしては、米緬の二国間関係に関して進展がないことに全体として失望していることを強調しておきたい。

 米国では正式な呼称はビルマだ。場合によって、国際的な場で外交儀礼としてビルマ/ミャンマー[ビルマ・スラッシュ・ミャンマー]を使うが、これはオバマ政権が始めたことではない。何年も前からそうしている。

 しかし同国に関する私たちの立場は従来通り明解だ。私たちは、非常に強く、同国内で外交プロセスが実施されることを望んでいる。つまり政府と民族集団との間のよりよい対話を望んでいる。また私たちは政治囚の釈放も望んでいる。また政府とアウンサンスーチーとの間の対話が構築されることも願っている。そしてもちろん、ビルマが以前から、また今も、北朝鮮と核拡散の動きに関与していないことを示すはっきりした証拠が示されることを望んでいる。

 つまり私たちの望むことは変わらず明解だ。また私たちは、今回の新政権が前政権と、こうした問題すべてについて、ならびに国民の福祉や経済問題等について、明確な違いを示すことを期待している。

(日本語訳 ビルマ情報ネットワーク)