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国際社会

アウン・サン・スー・チー氏に対する有罪判決についての談話
2009年8月13日配信 ミャンマーの民主化を支援する議員連盟

アウンサンスーチー氏に対する有罪判決について、日本の「ミャンマーの民主化を支援する議員連盟」が談話を発表しました。

今般、国家防御法違反の罪に問われていたアウン・サン・スー・チー氏に対して、ミャンマーの特別法廷は、8日11日に禁固3年の有罪判決を言い渡した。その後、同政府は同女史を1年半の自宅軟禁にすることを発表した。

この有罪判決は、同氏の即時釈放を期待していた「ミャンマーの民主化を支援する議員連盟」をはじめ、民主化に取り組む国内外の期待を大きく裏切るものであり、極めて遺憾である。

今回の裁判は、審議も度々延期された上、情報公開も一部に留まり、短期間で結審するなど公平さや中立性を欠いている。また、今回の起訴そのものがミャンマー軍事政権によって画策された疑いが強いと言われている。

ノーベル平和賞の受賞者であるアウン・サン・スー・チー氏は1989年以降20年間のうち、13年以上も自宅軟禁下に置かれてきた。今年の5月には自宅軟禁から解放される直前であった同氏を逮捕・起訴したことは、2010年の総選挙に同氏を排除し、軍事政権の支配を維持しようとの意図があると言わざるを得ない。 

このような不当な手段で、民主化指導者であるアウン・サン・スー・チー氏を拘束し続けることは、民主化勢力との対話を拒み、民主化を求める国際社会の要求に逆行するものである。

「ミャンマーの民主化を支援する議員連盟」は、アウン・サン・スー・チー氏や全ての政治拘束者が釈放され、民主化勢力と軍事政権が実質的な対話を直ちに行い、すべての関係者が含む形で民主化プロセスが進展されるように、日本政府や内外の関係者に強く働きかけていく。

2009年8月13日
「ミャンマーの民主化を支援する議員連盟」