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在日ビルマ人

国民民主連盟(NLD)の総選挙勝利13周年を迎えて
2003年5月27日配信 国民民主連盟(解放地域)日本支部ほか


共同声明 国民民主連盟(NLD)の総選挙勝利13周年を迎えて
国民民主連盟(解放地域)日本支部
ビルマ民主化同盟
2003年5月27日

1.1990年5月27日、現在も政権の座にある軍事政権によって実施された、自由かつ公正な複数政党制による総選挙において、ドー・アウンサンスーチー率いる国民民主連盟(NLD)は392の選挙区において勝利をおさめ、国民議会議員総数の82%強を獲得した。今日5月27日はその記録的な大勝利の日から13年目の記念日である。

2. しかし軍事政権(SPDC)は、今日に至るまで、国民議会を招集もしなければ、選挙で勝利をおさめた公党であるNLDに対して政権を委譲してもいない。そればかりか、政党としての権利である自由な政治活動に対してすら圧力を加え、制限を加えている。さらには、各州・管区のNLD事務所の看板ですら満足に掲げさせないようなことまでしている。

3. NLD書記長ドー・アウンサンスーチーが二度目の自宅軟禁から解放されてすでに一年以上が経過した。相互信頼は醸成されたと双方が発表したものの、現在に至るまでSPDC側は対話のテーブルにつこうとしていない。ドー・アウンサンスーチーが組織活動のために地方を旅行した際も、連邦団結発展協会(USDA)やピーカインピョウ、ピートゥスアンイーなど軍事政権が組織した暴力的な団体メンバーを動員してつきまとわせ、あらゆる手段で妨害している。その一方で、世界各国の政府やメディアに対しては、「われわれはドー・アウンサンスーチーに全幅の信頼を置いている」といったニュースを流し、世界の人々を欺いているのである。

4. 政治囚については、あたかも人質のごとくあつかい、少人数ずつ、何度にもわたって釈放し、中国、日本、アセアン諸国などから、軍事独裁政権の延命を図るための援助を得ようと画策している。国内においては、金融、社会、経済、教育、保健などすべての分野の危機的な状況に目をつぶり、これらを放置している。こうした行為は、SPDCの国家に対する裏切りであり、国民を地獄の底へ突き落とすものであると私たちは考える。

 私たちは、ビルマのおける人権状況の改善、民主化の達成、平和の実現をめざして以下のように強く要求する。

・すべての政治囚を即時、無条件で釈放せよ。

・ドー・アウンサンスーチー率いる国民民主連盟のほか、諸民族組織を加えた三者対話を、世界の人びとに明らかにしたうえで実現し、軍事政権指導者らも真摯な態度でこれに出席せよ。

・諸民族(少数民族)の人びとに対する強制労働、レイプ、村単位での強制移住、幼い少年たちへの軍務強制などをただちに止めよ。

 以上、要求した点について、軍事政権がこれらを速やかに実施するよう、国際連合、日本国政府を含む世界の団体や人々から、経済的な、また政治的な圧力を遅滞無くかけていただけるよう、日本で母国民主化をめざして活動する組織としては強く強く、心から要望する。