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国連機関

ビルマに関する声明
1998年10月6日配信 国連人権高等弁務官

国連人権高等弁務官/ビルマに関する声明
プレスリリース
1998年10月6日

人権高等弁務官、ビルマの抑圧強化・増大に憂慮

 人権高等弁務官メアリー・ロビンソンは、次の声明を1998年10月6日に発表した。

 私はこれまでの数週間、ビルマの反政府派に対する抑圧の強化増大に対する憂慮がますます高まっていることを心配している。最近、国民民主連盟(NLD)の200人以上のメンバーが逮捕、拘留された。他方、NLDのリーダー、アウンサンスーチー氏は繰り返し、いやがらせを受けている。さらに、ビルマでの拘留状態は国際基準からはるかにかけ離れており、多くの囚人が、拘留中に死亡していると伝えられる。それは国際労働機関(ILO)の委員会が、強制労働がビルマで継続されていることを確認したことでも明確である。さらに、公式の政策であと思われる少数民族の強制移住により、多数が追い出され、難民として隣国に流入している。

 私は9月23日のニューヨークでの会合で、ビルマ外務大臣ウ・オンジョー氏に対し、これらの問題を取り上げた、しかし満足な回答を得られなかった。

 私はこの機会にビルマの政府に対し 、すべての市民の移動と結社の自由の権利を保証し、すべての人権を享受するために国家の和解過程を加速することを要請する。
私は政治的な理由で逮捕、拘留されている人々が釈放され、自由に意見を述べ、平和的なデモを行うことが許されことを希望する。

 私はビルマ政府に対し、国内での効率的な人権の促進と保護をのためのメカニズムを含めて、国際連合のシステムに基づく建設的対話を設立するよう強く要請する。残念なことにビルマ当局は、ビルマ特別報告官ラジスーナー・ララが現地調査のためにビルマを訪れたいという度重なる要請に答え損ねている。私はララ氏が自らの義務を果たす努力を支持することを再度確認するとともに、さらにビルマ政府に対し、彼に協力し、ビルマの人々と直接接触する機会を持つことを許すように要請する。

(了)

HIGH COMMISSIONER FOR HUMAN RIGHTS CONCERNED OVER INTENSIFICATION OF REPRESSION IN MYANMAR, UNITED NATIONS, Press Release, 6 October 1998