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社会

【ビルマ・サイクロン被災】 あなたの寄付はどこに? ビルマ軍政による驚愕の援助配布法
2008年5月19日配信 ビルマ情報ネットワーク

サイクロン被災者用に外国から届けられた救援物資を、ビルマ軍政が押収し、軍の倉庫に入れる、被災者に売る、グレードの低いものとすり替える、市場に流すなどしているとの情報が連日伝えられています。市場に流れているものには、日本から送られたタオルも含まれているとのことです。

ビルマ軍が援助物資を販売

ラングーン住民によれば、外国から救援物資として届けられた米や食糧油をビルマ軍関係者が夜間に軍用トラックから売っており、それがさらに路上で売られている。
(5月17日付、DVB)
http://english.dvb.no/news.php?id=1299

サイクロン被災者、援助物資を買わされる 

イラワジ管区ボーガレーを訪れた援助関係者によれば、ボーガレーでは外国からの援助物資が被災者に売られている。ボーガレー郡南部の村では被災者が石油のほか、ユニセフの印のついたキャンバスシートなども買わされた。
(5月17日付、DVB)
http://english.dvb.no/news.php?id=1295

ミャンマー援助物資横流し? 「市場に日本寄贈タオル」

外国からの緊急援助が集中する中、物資が被災者に届かずに市場で売り出される横流しが深刻な問題となっている。「日本からの寄贈」と書かれたタオルが市場で出回っているという報告も。
(5月16日付、朝日新聞夕刊)
http://www.asahi.com/international/update/0516/TKY200805160107.html 

ミャンマー 軍政「隠したい現実」

軍政は人的援助の受け入れには消極姿勢を続ける一方、物的援助は受け入れている。しかし支援物資を軍政が横流ししてマーケットで販売するなどの不正が相次ぎ、被災地に物資が届いていないという現地情報が伝えられている。
(5月16日付、東京新聞朝刊)URLなし

ビルマ 飲み水も家もなく援助物資は軍政が遮断

在日ビルマ人と支援団体が15日、サイクロン被害と国民投票について東京都内で記者会見した。軍事政権が海外からの支援を阻害している実情が明らかになった。
(5月16日付、JanJanNews)
http://www.news.janjan.jp/world/0805/0805167191/1.php

救援物資が市場で売られる

ラングーン管区クンジャンゴン郡での店主は、外国からの援助物資を運んできたビルマ軍兵士に「亜鉛製の屋根板を買わないか」と持ちかけられたが断った。ラングーンの市場では赤十字の印の入った箱入りちり紙が売られていたのをミジマの記者が確認した。
(5月16日付、ミジマ)
http://www.mizzima.com/nargis-impact/18-nargis-impact/538-aid-supplies-resold-in-markets-junta-issues-warning

軍政、救援活動で僧侶たちに協力しないよう民間団体に警告

サイクロン被災者救援のためにラングーンに入った僧侶によれば、被災者に配るための物資を確保したが、配布するにあたり民間団体などに協力を要請したところ、軍政がそれらの団体に僧侶たちに協力しないよう警告していたことを知った。僧侶は、援助金や物資を当局を通してではなく、必要な人に直接配布したいと語った。
(5月16日付、DVB)
http://english.dvb.no/news.php?id=1292 

外国からの援助をミャンマー軍が横取りしている、と複数の救援団体

複数の援助団体関係者によれば、サイクロン被災者用に外国から運ばれた援助物資をビルマ軍が盗んだり倉庫に入れたりしている。
(5月15日付、ニューヨークタイムズ)
http://www.nytimes.com/2008/05/15/world/asia/15myanmar.html?partner=rssnyt&emc=rss

大破した家への帰宅を強制

ラングーンで、僧院や学校などに避難していたサイクロン被災者約2000人が、5月20日までに「帰宅」するよう命令された。イラワジ管区ラプッタでは、僧院などに避難している1万人を、1000人しか収容できないテント村に移動させようとしている。
(5月15日付、イラワディ誌)
http://www.irrawaddy.org/article.php?art_id=12051

被災者を避難所から追い出す 

ラングーンで警察が国民民主連盟(NLD)党員を殴り、逮捕した。党員はサイクロンで被害を受けており、被害について国連職員に話をしに行く途中だったという。
(5月15日付、DVB)
http://english.dvb.no/news.php?id=1287

援助物資が市場に

ラングーン市民によれば、市内の複数の市場で外国製の食糧やビニールシートなどの品物が売られているとのこと。ビルマ軍のトラックが救援物資を市場に運んでいたという目撃談もある。さらに、ラングーンの空港で働く知人の家に、いわしの缶詰などが大量にあったのを見たという住民も。
(5月14日付、ミジマ)
http://www.mizzima.com/nargis-impact/18-nargis-impact/527-mockery-of-human-tragedy-relief-supplies-on-sale

避難していた被災者に退去命令

ラングーン管区ドーポン郡に避難していた被災者に対し、地元当局が同郡から出ていくよう命令した。従わなければビルマ軍が力ずくで追い出すと脅されたという。
(5月14日付、DVB)
http://english.dvb.no/news.php?id=1283

救援物資の販売、避難民の追放

イラワジ管区ボーガレー郡の住民によれば、ボーガレーの町の市場近くでビニールシートなどの救援物資が売られている。また、ボーガレーに避難してきた人たちは別の町に行くよう命令されている。
(5月14日付、DVB)
http://english.dvb.no/news.php?id=1282

当局、ビルマのNGOや個人の寄付者による救援活動をも妨害

ビルマの援助団体関係者らによれば、ラングーンやイラワジ・デルタ地域での援助物資配布作業を治安部隊が厳しく監視している。また、軍政の翼賛団体・連邦連帯発展協会(USDA)の会員が、援助物資をすべてUSDAに引き渡すよう脅している。僧院などに避難している被災者を退去させる例も出ている。
(5月14日付、イラワディ誌)
http://www.irrawaddy.org/article.php?art_id=12025

被災者が避難所から追い出される 5月24日の国民投票で投票所として使うため

ラングーンで公民館に避難していたサイクロン被災者57人に対し当局が退去命令を出した。公民館を24日に予定されている国民投票に使うからだという。新たな避難先などは提示されなかった。
(5月14日付、ミジマ)
http://www.mizzima.com/nargis-impact/18-nargis-impact/522-cyclone-survivors-told-to-make-room-for-voters

外国人援助要員がデルタ地域に入れず

ミャンマー警察は外国人援助要員がイラワジ・デルタ地域に入るのを阻止している。また、ラングーンの空港での救援物資積み下ろし作業に時間がかかり、配布が遅れる原因となっている。
(5月13日付、AP)
http://ap.google.com/article/ALeqM5iy-MfhLN9Q7MwtQ1VlrvexLjr2dAD90L00TG0

外国からの援助物資は軍の倉庫へ、被災者には腐った米などを配布

ラングーンに長く住む外国人によれば、国連世界食糧計画(WFP)が届けた高エネルギービスケットが大量にビルマ軍の倉庫に運び込まれた。代わりに被災者に配られたのはもっと質の低い、味のないビスケットだったという。ケア・オーストラリアのスタッフも、イラワジ・デルタ地域で被災者に配られている腐った米の一部を持って帰った。大変古く、栄養価も低い。
http://www.irrawaddy.org/article.php?art_id=12001
(5月13日付、イラワディ誌経由AP)

軍政関係者が外国からの援助物資を販売

イラワジ管区ボーガレーの住民によれば、ボーガレーで当局関係者が外国からの救援物資を押収し、被災者に販売している。物資を売っているのは兵士や軍政翼賛団体の連邦連帯発展協会(USDA)、スワンアーシンの会員。町にある複数の僧院にはそれぞれ800~1000人が避難しているが、屋根がサイクロンで吹き飛ばされてないままの僧院もあるという。
(5月13日付、DVB)
http://english.dvb.no/news.php?id=1270

被災者への支援は賛成投票と引き換え

男性:ラングーン管区タンルイン郡で、サイクロンで学校の建物が破壊されたので教師たちが当局に助けを求めたところ、「すでにできるだけのことをしている。米も支給している。しかし『賛成票』を入れなければ(学校の修理に助けは出さない)」と言われた。教師らは「賛成投票します。皆で賛成投票します」と答えた。当局は「それだけでは足りない。家族にも賛成投票させなさい」と言った。教師たちは「家族の投票までは保障できません」と答えたが、「だめだ。家族も賛成投票しなければだめだ。家族も賛成しなければ、助けることはできない」と言われた。
(5月13日、自由アジア放送(RFA)ビルマ語ラジオ放送より)URLなし

軍政、イラワジ・デルタを外国人立ち入り禁止に

軍政は、サイクロン被害が大きいイラワジ・デルタ地域への外国人の立ち入りを禁止した。ビルマ人が入る場合も、カメラ持込は禁止。道沿いには検問所ができ、特別な許可証がなければ通れない状態とのこと。
(5月13日付、ミジマ)
http://www.mizzima.com/nargis-impact/18-nargis-impact/520-junta-further-isolates-cyclone-hit-delta

救援物資が市場で売られる 日本から送られたタオルも

外国から支給された高エネルギービスケットはビルマ軍のラングーン司令部が押収し、被災者にはその代わりに国産の質の悪いビスケットが配られている。また、ラングーンやイラワジ管区ボーガレーの市場などで即席めんやビニールシートなどが売られている。日本の国旗がつき「日本国民からの寄贈」と書かれたタオルもあった。
http://english.dvb.no/news.php?id=1276
(5月13日付、DVB)

軍政、救援物資の配布の模様を撮影後、物資を持って帰る

ラングーン・コーム郡にいた住民によれば、同郡では軍政当局や村長らが救援物資の7割を取ってしまい、被災者には3割しか渡らなかった。ラングーンのジャーナリストによれば、一般人が寄付をしたい場合には直接被災者には渡せず、軍政翼賛団体・連邦連帯発展協会(USDA)に預けなければならない。またラングーン・フラインタヤー郡とシュエピタ郡では、当局が救援物資を配る様子を撮影した後、救援物資を持って帰ってしまった。同タンルイン郡で国連世界食糧計画(WFP)が米を配ろうとしたところ、当局に10袋渡すよう命じられた。
http://www.irrawaddy.org/article.php?art_id=11981
(5月12日付、イラワディ誌)

軍政、イラワジ・デルタでの援助配布を制限

イラワジ管区ボーガレーに救援物資を届けたビルマ人ビジネスマンが語ったところによれば、ボーガレー周辺ではビルマ軍が援助物資を押収しており、寄付者が被災者に直接援助物資を渡すことはできない。
(5月13日付、イラワディ誌)
http://www.irrawaddy.org/article.php?art_id=11994

被災者用の援助物資が売られる

ラングーン市民によれば、袋入りの麺やコンデンスミルク、蚊帳などサイクロン被災者用の物資がラングーンの路上や市場で売られているという。以前は出回っておらず、国営放送で(軍政が配っているとして)発表されているブランド名がついていたため、救援物資だとわかった。
(5月12日付、DVB)
http://english.dvb.no/news.php?id=1264

軍政、避難所にいた住民を追い出す

地元の援助関係者によれば、イラワジ管区ボーガレーで当局が僧院に避難していた住民を追い出した。当局は被災者に食糧を売っている。また、外国からの救援物資が町に届いたので住民が取りに行くと、軍などに3分の1を渡すように言われた。
(5月12日付、DVB)
http://english.dvb.no/news.php?id=1263

助けられないのは外国人だけでない

ミャンマーで有名な映画スター、チョートゥ氏が最近イラワジ・デルタ地域に赴き、サイクロン被災者に米を配っていたところ、軍のパトロール隊に止められ、「住民に直接米を渡してはいけない」と言われた。また、イラワジ管区デーダイェの村長は、国連機関が地元の国軍に質のよい米を届けたが軍が横取りしてしまい、住民には少量の、しかも質の悪い米しか配られなかったと語った。
(5月12日付、ニューヨーク・タイムズ)
http://www.nytimes.com/2008/05/12/world/asia/12myanmar.html?partner=rssnyt&emc=rss

民族や宗教による差別も?

ラングーンでは、地区当局が毎日、サイクロンで破壊された村の名前や死亡者・生存者の名簿が載った紙を配っている。しかし当局が発表するのは、ビルマ民族(Burman)が大多数を占める村の情報だけ。カトリック、バプテスト、ムスリム、カレン民族が多い村には言及がなく、政府からの支援を受ける資格もないということらしい。
(5月11日付、ミジマ)
http://www.mizzima.com/nargis-impact/18-nargis-impact/495-refugee-camps-guarded-like-prisons

米などは軍政や翼賛団体関係者のみに渡り、被災者は避難所から追い出される

ラングーン管区フラインタヤー郡の被災者が語ったところによれば、当局は米などを軍政や翼賛団体の連邦連帯発展協会(USDA)関係者に優先的に配っている。また、当局は第三国立高校に避難していた住民を追い出した。
(5月11日付、DVB)
http://english.dvb.no/news.php?id=1256

救援物資は治安隊を通せと

ヤンゴン管区クンヤンゴン郡の町では、寄付しようとする市民は物資や現金を町の中央部にいる治安隊に預けなければならないという。
(5月10日付、イラワディ誌)
http://www.irrawaddy.org/article.php?art_id=11922

救援物資は軍政翼賛団体を通せと

ラングーンで、軍政や軍政の翼賛団体である連邦連帯発展協会(USDA)関係者らが個人的に米や衣類を寄付しようとする市民を脅し、物資をUSDA会員に渡すよう求められている。USDAが配布を監督するからとのこと。
(5月10日付、イラワディ誌)
http://www.irrawaddy.org/opinion_story.php?art_id=11910

救援物資の箱に軍政幹部の名前が太字で

軍政は11日、外国から届いた救援物資を初めて配布したが、救援物資の入った箱には軍政高官の将軍の名前が大きく書かれていた。国営テレビは軍政トップ・タンシュエ将軍など軍政高官が仰々しい式典で被災者に援助物資を渡す模様を繰り返し放送している。ある箱にはミンスエ将軍の名前が太字で書かれており、「タイ王国からの援助」と書かれたラベルが目立たなくなっていた。
(5月10日付、イラワディ誌経由AP)
http://www.irrawaddy.org/article.php?art_id=11916

被災者に米を届ける車列が軍政翼賛団体に襲われる

ラングーン管区タンルイン郡の被災者に届ける米を運ぶ車列がスワンアーシン会員に襲われた。(訳注:スワンアーシンは親軍政団体の一つで、昨年9月の民主化蜂起の際もデモ参加者に暴力をふるい、逮捕を助けていた。)スワンアーシン会員はこん棒やナイフを持っていた。あるNGO職員によれば、救援物資の配布には軍政だけでなく、軍政大衆組織の連邦連帯発展協会(USDA)の許可が必要。
(5月9日付、イラワディ誌)
http://www.irrawaddy.org/article.php?art_id=11891

軍政、僧侶による救援活動を妨害

ラングーンでは僧侶らが住民に食糧を配ったり、倒木を片付け、家を建て直す手伝いをしているが、軍政当局は僧侶たちに対し、僧院を避難所として使わないように命令した。軍政は僧侶が生存者を助けたり路上で作業をしたりする写真を出版しないよう、報道機関に命令した。僧侶たちが生存者に水を配りたいと思っても、まず当局の許可を取らなければいけない。
(5月7日付、イラワディ誌)
http://www.irrawaddy.org/article.php?art_id=11823

軍政が被災者に食糧を売る

ラングーンで、サイクロンで被害を受けた人に軍政当局が食糧を売ると発表したが、サイクロンの被害で衣食に事欠く住民には買えないほど値段が高い。また、ラングーン各区の平和発展評議会(地元当局)事務所でも米や食用油、屋根用の材料などを売っている模様。
(5月7日付、DVB)
http://english.dvb.no/news.php?id=1215