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社会

スーチー氏、頭にけが ティンウー副議長の容態に懸念
2003年6月4日配信 イラワディ誌

スーチー氏、頭にけが ティンウー副議長の容態に懸念
イラワディ・オンライン
2003年6月4日

 ビルマの状況を注視している情報筋が今日述べたところによると、反政府勢力指導者アウンサンスーチー氏が5月30日に北部マンダレー近郊のイェウーで起きた衝突で頭部を負傷した可能性がある。

 ラングーンにいる情報筋は「当初出ていた、スーチーが頭にけがをしたという報告は本当らしい」と述べた。

 国民民主連盟(NLD)書記長であるスーチー氏の収容場所はわかっていない。ロイター通信は外交官筋の話として、氏がラングーンの高級住宅街インヤ通りの軍の特別施設に収容されていると報じた。

 またBBCはスーチー氏の居場所をミンガラドン国軍病院だと報道したが、軍政側は氏の負傷説を否定し続けている。軍政幹部はスーチー氏やほかのNLD党員の収容先について口を閉ざしている。

ティンウー氏は重傷?
 さらに懸念すべきは、NLDのティンウー副議長の行方だ。行方不明の副議長は76歳という高齢で、反政府勢力の中には最悪の事態を恐れている者もいる。副議長は頭に重傷を負ったと言うのである。

 反政府勢力筋によると、ティンウー氏は30日に機動隊に連行されるのを目撃されたのが最後だった。それ以来、氏の行方や健康状態は確認できていない。ティンウー宅の電話線は週末にかけてつながらない状態だった。

 ティンウー氏はネウィン将軍の政権で参謀長を務めた。1988年の民主化蜂起の後にNLDに入り、スーチー氏がラングーンを出て遊説に行く際にはほとんどいつも同行する。

 このほかのNLD幹部はいまだに自宅軟禁下にあり、連絡を取ることができない。
(訳、秋元 由紀)