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経済・環境

シャン州北部の農民が中国向けパイプラインの撤去を要求
2013年4月5日配信 シャン民族諸団体

シャン・サパワ環境団体、シャン女性行動ネットワーク(SWAN)などのシャン民族団体が2013年4月5日にプレスリリースを発表。これによれば、シャン州北部を通る中国向け石油・天然ガスパイプラインの建設によって農業や生活に悪影響を受けた住民約1万人の代表が、同パイプラインの撤去を求める申し入れ書を同日、シャン州議会に提出した。

このパイプラインはベンガル湾に面するチャウピューを起点とし、中国に石油と天然ガスを運ぶもの。プレスリリースによれば、建設のために広い範囲で農地や収穫物が破壊されたり、生活用水が不足したりし、補償も不十分だった。またパイプラインそのものの爆発や漏れの危険も懸念される。またパイプラインが通るシャン州北部では、ビルマ国軍とカチンやシャンなどの少数民族武装勢力との間で武力紛争が続いているため、住民は周辺地域の軍事化や、それに伴う人権抑圧を恐れている。

[ビルマ情報ネットワークによる注: パイプライン建設による被害や住民の懸念の詳細についてはプレスリリースと同時に発表された下記リーフレットを参照。]