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社会

スーチー氏の容体は安定と主治医
2003年9月19日配信 イラワディ誌

スーチー氏の容体は安定と主治医
イラワディ・オンライン
2003年9月19日

 ビルマ(ミャンマー)の民主化指導者で、国民民主連盟(NLD)書記長のアウンサンスーチー氏の主治医ティンミョーウィン博士は19日、首都ラングーン市内の民間病院で記者団に対し、スーチー氏に「大手術」を行ったと述べた。氏によれば、手術は3時間を要したが、「スーチー氏の容体は現在安定しており、100%大丈夫」とのことだ。処置の内容については一切明らかにされなかった。

 主治医のコメントは、スーチー氏が18日に婦人科系の疾患ですでに手術を受け、療養中だとするこれまでの報道とは異なっている。拘束されているスーチー氏の容体に関する報道を受け、支持者の間には懸念が広まっている。

 NLD幹部のハンゾー氏は、19日朝早くにイラワディ誌が行った電話取材に対し「氏の健康状態を心配する電話が何本も掛かってきているが、私のところにはスーチー氏についての情報は一切ない」と話している。

 ラングーン市内の消息筋によれば、スーチー氏が入院する病院の周りには、詳しい情報を知ろうと小さな人だかりができている。病院があるサンチャウン区のNLD青年部メンバーによると、軍情報部(MI)の私服職員が病院の入り口を監視している。

 スーチー氏ら一行は、5月30日にビルマ北部で、軍政が組織する連邦団結発展協会(USDA)のメンバーらの組織的な襲撃に遭い、その後に氏は拘束された。現在も収容先は明らかにされておらず、外部との音信不通の状態が4カ月近く続いている。