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民族・難民

KWAT:戦闘が続くカチン州で避難民が2万人に ビルマ政府は支援を阻止
2011年8月18日配信 ビルマ情報ネットワーク

在タイ・カチン女性協会(KWAT)は16日、プレスリリースを発表し、カチン州の紛争地域にいる避難民への組織的な援助をビルマ政府が阻止しているため、多数の避難民が苦しんでいると述べた。国際援助団体はカチン州の紛争地域での活動を認めるようビルマ政府に求めるべきだと、同協会は主張する。

カチン州では6月にカチン独立軍(KIA)とビルマ国軍との間で戦闘が始まって以来、国軍が民間のカチン民族住民に残虐行為をする例が後を絶たない。在タイ・カチン女性協会によれば、7月31日には、ミッチーナの西のカマイン近くで少年(15)が逃げる途中、ビルマ軍に銃撃され殺された。また8月9日にはワインモー近くで、女性(39)とその娘(17)が第37軽歩兵大隊の兵士に集団強かんされ殺された。

こうした状況の中、戦闘地域からこれまでに約2万人が逃げた。在タイ・カチン女性協会によれば、ビルマ政府は国内外の援助団体が避難民を支援するのを禁止している。このため避難民は避難先で周辺住民からコメその他の食料の寄付を受けながら生活しているが、食料不足や栄養の偏りから栄養失調になる子どもが出ているとのこと。