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社会

ビルマ暦新年を迎えて
2006年4月17日配信 ビルマ連邦国民連合政府(NCGUB)

ビルマ暦新年を迎えて
ビルマ連邦国民連合政府(NCGUB)
2006年4月17日

 今日、西暦2006年4月17日、ビルマ暦1368年ダグー月黒分5日はビルマ暦の新年(元旦)にあたります。めでたい新年にあたってビルマ連邦国民連合政府はビルマ連邦に住む親愛なすべての民族、すべての国民のみなさまに新年おめでとうございます、心も体もご健康でありますようにと祝福のメッセージをお伝えするものであります。現在のビルマでは、ナアパ(SPDC。軍事政権)の誤った政策のために、失業者の増大、衣食住など国民大衆の生活状態の悪化、インフレによる物価騰貴、全国的な規模での汚職・腐敗、犯罪の横行、学業を続けられない児童・生徒数の増大、仕事を求める人々の国外流出の増加、HIV/AIDS罹患率の上昇などさまざまな問題が起きています。こうした問題が発生する一番の原因は、軍事政権が国内の政治課題を政治的な方法で解決しようとしていないことにあります。

 今もっとも緊急かつ重要な課題はノーベル平和賞受賞者ドー・アウンサンスーチー、ウー・ティンウー、クントゥンウーらシャン民族指導者たちをはじめとする1300人を越える政治囚たちを速やかに解放することです。そして国連の監視の下、国民民主連盟、諸民族(少数民族)指導者と将軍たち(軍事政権)とが対話を行ない、国民和解と民主主義建設のための作業を開始するための方策をさぐるべきです。さらに国連、ヨーロッパ連合などの国際機関、世界各国の政府、非政府組織、国内外の少数民族組織と民主化組織、人権にかかわる団体などが、ビルマに民主主義と人権の尊重される社会を実現するために、軍事政権に対して、ドー・アウンサンスーチー、少数民族指導者らを含む三者対話を実施するよう強く要望していることに軍事政権は注意を払わなければなりません。わたしたち国民連合政府は、第59回連邦記念日(2006年2月12日)にあたって国民民主連盟が発表した特別声明について、軍事政権が受諾を考慮するよう強く要請します。

 ビルマにおける国民和解をすすめるために、ドー・アウンサンスーチーと国民民主連盟、少数民族勢力、民主化をめざす諸勢力が一同に加わることが重要であると、国連、ヨーロッパ連合、列国議員連盟(IPU)などの国際機関、各国政府、非政府組織、それに国内外の少数民族勢力、民主化勢力が強調しています。私たち国民連合政府もこれを歓迎し、支持するものであります。新しい年を迎えるにあたって、私たちビルマ連邦国民連合政府は、ビルマのすべての国民が望み、支持している民主主義の実現と活性化、真の連邦制の具体化という政治課題の達成に向かって、いかなる困難・障害に直面しようとも、恐れず、ひるまず努力をつづけること約束し、すべての民族、すべての国民のみなさんに新年のメッセージとしてお伝えするものであります。

(以上)