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社会

民主化運動リーダー、ミンコーナイン氏が失明の危機に
2008年4月18日配信 政治囚支援協会

民主化運動リーダー、ミンコーナイン氏が失明の危機に
政治囚支援協会
2008年4月18日

 88世代学生グループの主要メンバーとして有名なミンコーナイン氏は、民主化運動への参加を理由にこれまで通算17年以上も獄中にある。現在も収容されているが、3週間前から、目に深刻な炎症を起こしている。眼科医による診察を求めたが、刑務所当局は「2008年5月までは診察できる眼科医がいない」とし、氏が診察を受けるのを認めていない。

 刑務所内からの情報では、ミンコーナイン氏の目の状態は著しく悪化しており、炎症による痛みがひどいために眠ることも食事をとることもできていないということだ。

 ミンコーナイン氏は、ビルマ軍事政権に抗議する勢力の中でも、もっとも著名で率直に意見を言う一人だ。軍政と刑務所当局が、ミンコーナインの視力を奪うために必要な手当てをわざと受けさせていないことは明白である。刑務所当局はこれまで長い間、政治囚に治療を受けさせないことで、心身ともに政治囚を従属させようとしてきた。

 政治囚支援協会(AAPP)は、ミンコーナイン氏が直ちに治療を受けなければ失明するの恐れがあることに深く懸念している。2008年3月にも、マンダレー刑務所に収容されているタンルイン氏(70)が適切な治療を受けられなかったために片目を失明した例があった。タンルイン氏がやっと眼科の診察を受けた時には、2か月早く治療をするべきだった、もう手の施しようがないと医者に告げられた。

問い合わせ先:
テッナイン
ボーチー
aappb@cscoms.com

訳注:この件について米国国務省は2008年4月22日にプレスリリースを出し、ミンコーナイン氏などの政治囚に適切な治療を受けさせないことについて軍政を強く非難した。

(日本語訳:ビルマ情報ネットワーク )